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消火器の使い方について

こんにちは、今回は「初期消火」と「消火器の使い方」に
ついてお話しします。


災害が起き、出火してしまった場合、
 消火器を使って、消火することが大切ですが、使えない人が多いんです。

一見簡単そうに見えますが、実は難しいんです。
あと、重いというのもあります。

消火器とは)
初期火災で、消火する人が安全にかつ確実に消火することができるもの。

初期消火って何?)
火が床など横に広がっていたり、
     カーテンふすまなどに燃え移った時に火を消すこと。

消火器の使い方
1.消火器レバーの下を持って火元まで運ぶ
その時に、出口に背を向けることで、火が強まった時に
すぐに逃げられるようにします。

2.安全栓を抜く(黄色いやつを垂直に引く

3.ホースを外す
必ず火元に向けてください。

もし2番目よりも先にやってしまうと、レバーを握った時に
ホースが変な方向に動くので、火元にあたりません。

注意してください。

4.レバーを強く握る

ホースがない場合」
栓を抜いてから、ノズルを火元に向けて、レバーを強く握ってください。

火元までの距離はどのくらい?)
火元から2m程度離れたところから消火してください。
それよりも離れていると放射距離が足りないので、
火元にあたらない可能性があるからです。

消火器の種類

1.粉末消火器
火元を消火剤が覆い窒息させることにより消火します。
完全に消火できないことがあり、再出火する場合があります。

2.二酸化炭素消火器
二酸化炭素ガスが持つ窒息効果で消火します。
しかし、
閉め切った室内で使用すると二酸化炭素の濃度が高まり、
中毒になるおそれがあるため、法令で設置場所が限られています。

3.水消火器
潤滑剤を混ぜた消火剤で消火します。

漏電により被害が広がる点や油火災では、延焼を促す点があるため
使用できないことがあります。

4.泡消火器
泡状の消火剤が火元を覆うことによる窒息効果によって消火します。

電気火災の場合、感電するおそれがあり、使用できません。

防災イベントに使われる消火器は安全なのか?
防災イベントで消火器体験が行われることがありますが、
あの消火器の中身は、タダのなので問題ありません。

A火災B火災C火災って何?)
A火災:普通火災

B火災:油火災

C火災:電気火災
           のことです。

消火器の使用期限
10年~15年が一般的です。
期限が過ぎたものを放置すると、破裂する危険があります。

最後に
今回は、初期消火と消火器の使い方についてお話ししました。

本日も読んでいただきありがとうございました。



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