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非常用袋の中には何を入れればいいのか?

こんばんは、今回は「非常用袋の中には何を入れればいいのか
についてお話します。

前回、避難の流れ情報入手の仕方について話したり、
地震が発生し、揺れが収まった後のことについて離したりしてきましたが、
気になることはまだまだあるはずです。

それは、「非常用袋(非常用持ち出し袋)の中には何を入れればいいのか」ということです。

勿論、食料と水は大事だと言うことは分かります。
他に何を入れれば良いのでしょうか。
今回は、大事なものを書いていくので、参考に用意をしてください。

その前に、「基本の4つの備え」というワードを覚えておいてください。

1.物の備え
 食料や生活必需品を蓄え、在宅避難をし、生き延びるための備えのこと。

2.室内の備え
家具が転倒、落下、移動を防ぐための防止対策を行ったり、ガラスの飛散を
防止する対策のこと。

3.室外の備え
家の周りや危険度を知っておくことで、安全に非難することができるという備え方。

4.コミュニケーションという備え
災害時は、近隣住民との連携が大切になります。
普段から挨拶をしたり、防火防災訓練に参加し、備えること。

この4つが「基本の4つの備え」になります。

2、3、4は、今後の記事で詳しくお話しします。

ということで、1の物の備えについて見ていきましょう。

なぜ物を備えなければいけないのですか?
大規模災害が起こると電気やガス、水道などのライフラインは、
被害を受けて、止まってしまいます

そして物資供給も滞ってしまいます。
また、自宅が倒壊すれば、生活面にも大きく影響が出てしまいます

そのため、日頃から必要な物を備えなければいけません。

しかし、買ってから日持ちが長いものは良いですが、
短いものは、期限が切れて捨てなければなりません。
結果的に食品ロスに繋がってしまいます。

そうならないようにするためには、

 食べ物や日用品を多めに買う
      ☟
  少し多い生活を保つ
      ☟ 
  日常の中で消費する
      ☟
 無くなる前に買い出しをする

           そういったことが大切になります。

期限はどのくらい長いものを袋の中に入れれば良いの?)
2026年~2028年くらいを目安に日持ちができるものを買いましょう。
最近ではドライフーズがあり、水やお湯をかければ食べられるようなものを
買って袋の中に入れることをお勧めします。

袋の中に入れるもの
食品
 (水、ご飯、麺、缶詰、レトルト食品、果物、豆類、野菜ジュース、
  お菓子、栄養補助食品、調味料など)
生活用品
 (生活用水、大型のポリ袋、救急箱、ラップ、ティッシュペーパー、
  トイレットペーパー、ウエットティッシュ、生理用品、
  使い捨てコンタクトレンズ、カイロ、ライター、常備薬、簡易トイレ、
  懐中電灯、手回し発電のできるラジオ、軍手、ヘルメット、毛布、
  ナイフ、缶切り、充電器、ホイッスル、ライト、マップ、歯ブラシ、
  水筒、ブランケット、乾電池、レインコートなど)

自分にとって大切だと思うものは必ず入れておいてください。

乳幼児の場合)
追加で粉ミルクや液体ミルク、離乳食、おむつ、お尻拭きなどを
入れてください。

高齢者の場合)
追加でやわらかい食品処方薬入れ歯洗浄剤なども
入れておいてください。
補聴器がある場合は電池を入れておいた方が良いです。

最後に
避難所ではルールやマナーを守れない人がいるという現状があります。
その一つにトイレ問題があります。
断水していて、トイレを使用することが禁じられているのにも関わらず、
やってしまい、悪臭に悩む人たちがいるということです。

そうならないようにするために大切なのは、「簡易トイレ」です。
簡易トイレには、凝固剤が入っているので、臭いもせず
捨てる時も簡単というメリットがあります。

そういったものも買っておくと便利だと思います。
上記に書いてある袋の中に入れるものを参考に用意をしてみてください。

本日も読んでいただきありがとうございました。

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