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第1章 もしもの話が現実になる⁉

いつ、どこで、何が起こるか分からない未曽有の災害。

日本が、東京が、炎に包まれるかもしれない。

そんな時、どのような行動をすれば良いか。
今回から「災害」、「防災」に焦点を置き、
お話ししたいと思います。

2030年以内に70%の確率で首都直下地震がやってくる⁉】

その前に
首都直下地震とは、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、茨城県、
         山梨県付近を震源とするマグニチュード7.0の大規模災害
         のこと。

この地震が起きれば、人的被害や経済的被害が大きいと言われています。

人的被害」(想定)
帰宅困難者:約450万人以上
死者数:約23万人以上
建物の焼失被害:約61万棟以上

ライフライン」(想定)
電力:1週間以上使えず
上水道:5割は断水
通信:9割以上使えず
車道:地割れなどで使えない場所が多くなる可能性がある
電車:1か月以上使えず

経済的被害
経済被害:約95兆円
生産・サービスの被害:約48兆円
建物の被害:約47兆円

過去の地震のデータをもとに解析した学者の話では、
火災による死者数が多いと言います。

【被災後の人命救助におけるタイムリミットは72時間
その72時間をどう行動すべきでしょうか。
自宅にいる設定で、説明します。

地震発生後、まずは身の安全を守ります。
椅子の下に隠れたりして頭を守ります。
何もなければ、手で頭を守りますが、
手のひらを上に向けないようにしてください。

もし手のひらを切ってしまうと、かなりの出血と痛みが伴います。

1.揺れが収まったら、行動しましょう。
ガラスなどに注意してください。

2.火元を確認する
火事のもとになるので、出火している場合は、消火器で消してください。
ガスを遮断することも忘れずに!
※今のガスメーターは、震度5強ほどの地震が来れば、
 自動的に遮断してくれます。

3.出口を確保する
部屋の窓やドアを開けることで、棚が倒れても逃げることができます。

屋外に出たら、

4.塀から離れる
瓦の落下やガラスの飛散、ブロック塀が崩れることがあるので、
必ず離れた状態を保ってください。

避難場所への避難へ、

「もし備蓄品がある場合」
袋に一つにまとめておくと、地震発生後に持っていきやすくなります。
備蓄品がある場合、重いので、出口の近くに置いておくことを
お勧めします。
そうすれば、出口を確保した後に、持っていきやすくなります。

2階3階などにいる場合」
古い建物であれば、1階は押しつぶされる危険もあるため、
急いで1階に下りない方が良いことがあります。

また、エレベーターには乗らず、階段で降りてください。
閉じ込められる危険性があるからです。

子供がいる場合、ベビーカーがある場合は、周りの人に助けを
求めてください。
決して自分だけで動こうとしないでください。

地震発生後は、適切な判断が難しくなってしまい、慌ててしまうからです。
周りの人に助けを求めるのも大切なことなのです。

トイレにいる場合」
強い揺れを感じたら、ドアを開けて、出口を確保してください。

浴室にいる場合」
裸でいるので、怪我がしやすいです。
洗面器などを頭にかぶって安全な場所に避難してください。
電球などの落下で、怪我をしないようにするためです。

最後に
今回は、「首都直下地震について」と「自宅で身を守る方法」を
お話ししました。

今後、消火器の使い方止血法公衆電話の使い方なども
ご紹介していきます。

本日も読んでいただきありがとうございました。

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