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ロジックとセンス

こんにちは。ムラケンです。

昨日、まちの企画室の壁打ちの会(高津区から多摩区への出張開催)というものに参加しました。その中で、ロジック(論理)センス(感性)について考える機会に出会いました。このエントリは、壁打ちの会についての感想というよりは、ロジックとセンスの関係についての個人的考察です。

昨日の壁打ちの会(高橋さん)の内容はこちらにupされると思います。おたのしみに。

■ロジックとセンス
さて本題のロジックとセンス。イントロダクションの中で、ロジックだけではなく、センスも大事にしているという話がありました。しかし個人的には、ビジネスにおけるセンスの役割が、わかるようでわからないなぁというのが正直な感想でした。まぜなら、センス(=感性)は、個人的な主観による好き嫌いや価値観に基づくものであって、客観的にわかりやすく売れるビジネスとの相性が悪いように思えるからです。

■デザインとアート
ロジックがデザインなら、センスはアート。デザインは理解されることが目的だけど、アートは理解されることが目的にはありません。センスに基づくアートを、稼げるビジネスモデルに仕立て上げるには、デザイン的なプロセスが必要でしょう。その結果出来上がるものはアートでもなんでもなく、みんなが理解して手に取りやすいデザインになるのではないかと思います。

つまり、自分のセンスを使いながら、ヒットするビジネスを考えていっても、残るものはロジックだけじゃないかと思ったんです。センスから出発してもビジネスというフィルターがロジックにしてしまう。

■空間と時間
でもお話を聞く中で、チェリーさんの言葉の中にヒントがありました。キーワードはジャンプ
私はきっと、センスをロジカルに理解しようとしていたんです。センスを言語化すると当然ロジカルになってしまいます。だからセンスの役割を理解できなかった。
ロジカル(言語)は目に見える空間を作り出していると考えると、センスは時間を作り出す役割がある。センスをロジカルに言語化しようとすると、センス自体がロジカルの世界つまり静止画的な空間に閉じ込められてしまいます。ロジカルがつくる空間の中にセンスは存在しない。

それでもあえてセンスを言語化すると、時間的な「ジャンプ」ということになる。ロジックでいくら世界を言語化しても前には進めないけど、センスは時間を前に進めることができる。センスは時間を生み出している。

■高橋さんと五廻
そして、向ヶ丘遊園駅前に五廻(毎日食べれる美味しい中華屋)をオープンする、今回主役の高橋さん。彼は確実に時間を前にすすめていました。センスの力はすごい。美味しそうでしょ。おしまい。

□追記(2024年3月15日)
高橋さんnoteはじめたってよ!クラファンもやります。まちに新しい風がふく。


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