ロシアによるウクライナ戦争で食糧危機がシリアスに
食料危機は以前から言われてきました。2021年2月の記事「食料危機は本当に起きるのか」では「日本は何をなすべきか」を提示されています。
結論は「米の輸出」。詳しくは記事の後半に記してありますので参照ください。
この記事で「そうなのか」と思ったのは「食料自給率」についてです。曰く
「食料自給率というのは、国内生産を消費で割ったものである。終戦直後輸入がなく皆が飢えていた時代の食料自給率は、国内生産と消費が等しいので100%である。今でもアメリカ等から輸入をストップさせれば、100%の自給率は達成できる。しかし、だれもこのような事態が望ましいとは思わないだろう。食料自給率は、農林水産省が作った中で最も成功したプロパガンダである」
ひもじい思いを我慢すれば「食料自給率は100%に」と。これは嫌だな^^;だから「米輸出」という論理展開になっていってます、記事は。
農家の担い手も高齢化。減反政策をやめることで500万トン増産になるということですが、作り手をどう確保していくのかも問題でしょう。ただ私は「日本の米」が大好きだし、期待は膨らみます。
大阪市近郊に住む者として、「食料自給率」が農水省のプロパガンダだったとしても、せめて地域でできる事は?と思い地元の「都市農業」に参加しました。大都市の「食」が輸入はもとより、日本各地の農産物に依存しているのは間違いありません。「消費しつつ、ちょっとは生産」は農家さんへの感謝、食べ物、命への感謝に繋がるでしょう。
「一滴の水も天地の恵み。一粒の米も労苦の賜。濃淡多少は問うところにあらず。謹んで食の功徳を念ぜん。いただきます!」という、学生時代のクラブの合宿で食前に唱えていた文言を思い出しました。
続く・・・
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