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ナレーションについてあれこれ

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「情熱大陸~津田健次郎さん」(12/17までTVer配信)を視て。

「情熱大陸~津田健次郎さん」(12/17までTVer配信)を視て。

アニメに疎く声優にはさらに疎い私。
ナレーションにも声優は活躍。
興味を持たないわけにはいかない。

津田さんを私は知りませんでした。
津田さん出演のアニメはまだ視たことありません。
「情熱大陸~津田健次郎」では、
声優と俳優のシーンを取り上げていますが
ナレーションのシーンはなく。聴きたかったな。

日高のり子さんのナレーションが好きです。
何気なくされている、自分の言葉にしている、
しかしそこ

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標準語と共通語①~ややこしいがオモロいですがな^^

標準語と共通語①~ややこしいがオモロいですがな^^

今は「共通語」というようになりましたが、
私にしてみると「標準語」に馴染みがありました。

「共通語」と「呼ぶように」したのは、国立国語研究所。
1949年のことで、「そない前から言うてたんですか!」です。
実際、「標準語アクセント➔共通語アクセント」と
私も言うようになったのは、ここ10年くらいかなぁ。
なんとなくまだ違和感みたいなのはあります。

「『日本語学大辞典』(2018)では、共通語は

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「プルートゥ」がおもしろい~子どものころはテレビアニメをたくさん視たなぁ

「プルートゥ」がおもしろい~子どものころはテレビアニメをたくさん視たなぁ

プルートゥ。TVCMで知り、早速視聴したら「おもろいやんか」でした。
予備知識もなく視だしまして、お茶の水博士?アトム?どういうこと?
検索して理解しました^^;

私は「アニメファン」でもなく、テレビや映画と同列の「映像作品」として視るか視ないかを決めています。

「攻殻機動隊」にははまりました。「名言集」まで買ったもの。
「バトー」が好きです。大塚明夫さんの声、表現がかっこいい!
AKIRAも

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広告と広報、そのナレーションの違いついて、なんですが。

広告と広報、そのナレーションの違いついて、なんですが。

まだまだ夏空が広がってますね。夕立・・・最近のは激しすぎますね・・・が多いのは夏の終わりだから。おっと、昭和の感覚か、もう。

さて、「広告と広報、そのナレーションの違い」です。
言うまでもなく広告は「印象付け」が重要です。
商品イメージや企業イメージが具現化されているもの。
広報は「きちんと情報を伝えるもの」でしょう。

最近「おもろいな!」と思ったのは、
KINCHO・ゴキブリムエンダーの

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たぶんこれも語りの手法~「畳みかけ読み」について

たぶんこれも語りの手法~「畳みかけ読み」について

「畳みかけ読み」というのがあるのかどうかはさておき、
私は「畳みかけて」読むのが好き、得意かな。
読んでいて気持ちよくもあります。

これまでライブでやったりはしました。
仕事現場では中々実現する機会はなく、
「やや畳みかけ」くらいはやったかな。
今年のM1でトライできたらいいなと思います。

さて、「畳みかけ読み」とは?ですよね。
今回配信のYouTubeを参考ください。
開始2分45秒前後の辺

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ボーカルスキルは45種類、ナレーションスキルは?

ボーカルスキルは45種類、ナレーションスキルは?

声楽の歴史は長い。
どういう経緯で体系化されてきたのか調べるのは諦めました^^;
んが、なんとなくでも「ナレーションに比べたら」と思いますよね。

検索してあったのが「45種類・歌のテクニック一覧」です。
ここにあるのが全てでもないのでしょう。
また、異論もあったりするのかな?知らんけど^^;
そして読んだだけでは解らん、難しい。

方やナレーションスキル。
その歴史を振り返るには「放送の歴史」か

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最初は棒読みだった・・・

最初は棒読みだった・・・

画像、シブいっす!
※「大正11年〈1922年〉6月13日 アルス刊の白秋童謡集 第五集『祭の笛』に掲載された「五十音」で、国立国会図書館館 が所蔵するもの」です。

今回の私のYouTubeでは、若かりし日に教えてもらった
基礎の基礎「腹式呼吸」から「五十音」を振り返りつつ、
「棒読みから『棒読みではなくなっていく』過程について
探っていこうとする第1段です。

最初から「棒読み」でない才能溢れ

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「言葉は嘘をつくが、声は真実をさらす」と帯の裏。

「言葉は嘘をつくが、声は真実をさらす」と帯の裏。

本の帯のコピー、よくできてますよね。
「ファシバ」て!なんのこっちゃ!で買いました。
奈良時代には母音は8つあったそうです。
おもしろそう!しかし!
読むとですね、この帯ほどポップではなかった!^^;
「ポップなところ」を拾い読みしてるところです。
難しいぃ^^;

「声のサイエンス」。
「その声・私の声とは?」です。
仕事柄「いい声」といわれますが、
「いわゆるいい声」でなくても「魅力的な声」が

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講談に挑戦2~講談・落語の原型は僧侶の説教にあったんですって!

講談に挑戦2~講談・落語の原型は僧侶の説教にあったんですって!

※画像は東京富士美術館収蔵品画像です。「当館HPに掲載の収蔵品画像はご自由にご利用いただけます」と有難きことこの上なし^^

私のYouTubeチャンネル「講談に挑戦2」をアップしました。
佐々木四郎高綱の出で立ち、その馬の様子のくだりにトライ。
6月28日の講談学びの会に向けての準備でもあるのですが、
やればやるほど難しい^^;

「講談とは?」で検索して驚いたのは、
「その原型は僧侶の説教」と

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講談/修羅場読みにトライ!~講談て全然身近やないですよね?

講談/修羅場読みにトライ!~講談て全然身近やないですよね?

画像、なんで猫やねん!?ですが「講談」で「みんフォト」検索したらありまして使わせていただきました!

大阪の講談師、四代目・玉田玉秀斎さんと「修羅場読みを学ぶ」イベントを6月28日にやります。
本番に臨むにあたり、YouTubeで「ナレーターとして」まずやってみました。
※RADIO FUU「修羅場読みに挑戦!」はこちらです!

修羅場読みとは?講談についてはYouTubeで話してますが、
まあ身

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ナレーション原稿にたまに現れる「見たことない漢字」~「千原ジュニアの座王」より

ナレーション原稿にたまに現れる「見たことない漢字」~「千原ジュニアの座王」より

「攫」て漢字、ご存じでしょうか!?
たまに「なんじゃこりゃ?」という漢字がナレーション原稿に現れます。

ディレクターもたぶん「勢い」で変換し、ルビは打たないまま。
「こんな漢字あったんや!」と喜びもあったのか!?知らんけど^^
文脈で判るとでも思うたんか~い!

原稿には「攫われる」と打ってありました。
「なんて読むん?」
「さらわれるです」
ナンジャコリャ~!

「一攫千金」は「攫」が使われて

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「ステルス増税」というそうな・・・

「ステルス増税」というそうな・・・

大阪・朝日放送テレビで毎週土曜日、東野幸司さん司会、朝9時半から生放送中の「教えて!NEWSライブ・正義のミカタ」。
ナレーションを担当させてもらってますが、この春からTVerで配信するようになっています。
※「正義のミカタ」TVerはこちら (今回の6/4放送分は6/10・16時まで)

「ステルス増税」は森永卓郎さんの解説で「やや煽り気味」でもありますが、いち視聴者としても興味深い内容でした。

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エッセイ朗読~「しかし」を何度も録りなおし・・・「意図」する語り・・・解説してます

エッセイ朗読~「しかし」を何度も録りなおし・・・「意図」する語り・・・解説してます

ついに!?YouTubeで朗読をやりました。「朗読」というしかないのですが、私としては「単に朗読ではない」と思っております。

友人のエッセイ「クラシック・ロックの行方」の完結編。
音楽はこれまた友人の即興ピアノ演奏。
上畑正和という音楽家です。
彼のYouTubeはこちら

私の今回のYouTubeはこちらです。
「クラシック・ロックの行方~朗読編」

【解説】
どう読むか語るか「伝える」か。

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ナレーション研究~「どう入るか」について

ナレーション研究~「どう入るか」について

YouTubeチャンネル、更新しました。
タイトルは「クラシック・ロックの行方~ボイスエッセーもしくはサウンドエッセー」としましたが、内容は「ナレーションの入り方」「その文言をどういうか」です。

ナレーターそれぞれ、読み手それぞれのナレーション。
私の場合は聴いていただくとわかりますが「こんな感じ」でやってます。

ただ、どの言葉を立てるか、どう立てるかは「ナレーション・スキル」のひとつですが、

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