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草刈りで強くなる栽培植物たち その1

先日、「里山暮らし大好き~ミライの村づくり~」のグループの中で
2017年に放送された@ガリレオX第150回のyoutubeの映像が紹介されていた。

この番組では京都大学生態学研究センターの高林純示先生の解説で、
・植物が匂いでコミュニケーションしていること。
・匂いでどんな生物が自己の体を侵害したかまで伝えること。
・刈った草を芽出しの時期に育てたい植物のそばに置く
(=「立ち聞き」という)と、栽培植物が害虫に食われないばかりか、
栄養価が増すことなどが紹介されていた。

ここで思い出されるのが、私は刈った草をそのまま地面に置いていること。
一方映像内では刈った草を50センチから70センチくらいのポールを立ててその先に洗濯ネットを取り付ける手法で立ち聞きさせていた。

ここで、1つ沸いてきた疑問が、刈った草をそのまま地面に置くのと、
ポールを立てて洗濯ネットに入れて立ち聞きさせるのと、
で効果に違いは出るのかということだ。

もし結果が出ているのであれば教えていただけたらと思い、高林先生に連絡をとってみた。
すると、この刈った草を置いたことはないという回答をいただいた。

また、植物の出す物質の作用する範囲についても質問させていただいたが、
これには植物で差があるが、あまり遠くには作用しないということも分かった。

それだけではなく、他にも論文やそのときの実験の様子の写真も送っていただいた。
農学部の学生でもなく、同大学の学生でもないのに、本当にありがとうございます。

他の先生の著書も読みながら、できる範囲で条件を整えて、結果を出せるようにしたいと思います。

実験の目的から、実験手法、結果の整理の仕方など、わからないなりに
いろいろ考えて取り組みたいと考えている。

苗を作るものは苗を作るもので、直まきのものは直まきのもので、
シリーズ化してnoteでプロセスと結果をご報告いたします。
お楽しみに。


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