なにかのサインじゃなければいいけど
明け方にドスンと揺れる。
震度5弱。
大津波が発生した場合、
釜石では12,000人が一斉に避難すると想定している。
それに対して避難所、避難場所の収容人数は、6,400人。
5,600人分が不足する。
詰め込むか、クルマの中か。
でも、クルマでの避難はしないことになっている。
職員も、すぐには避難所に行けない想定。
発災後72時間は人命救助を優先させる。
その間は、情報の提供や行動計画を示して安心感を確保して、
徐々に避難所の適正化をはかっていく。
生きている人は、しばらく自分たちでなんとかしててくれ、
ということなんだろう、行政の本音は。
東京ではどうなるんだろう。
津波はないからまだましかもしれないが、
たまに飛行機に乗って空から東京の街を眺めると、
建物が高く密集度合いもすさまじく、
どう生きていくのか、絶望的な気分になってしまう。
能登半島地震から3ヶ月と1日。
なにかのサインじゃなければいいけど。