誰でもわかるYouTubeマーケティングの基礎・前編 ユアユニで生涯、学びの道を!WEEK10
こんにちは「師子吼する」です。ユアユニのWEEK10の講座はYouTubeのマーケティングについてです。今回は前編、後編と続きます。
■現代ビジネスに必須のYouTube
●過小評価されすぎるYouTube
店をやるにしろ、オンラインで事業をやるにしろ、とにかく人を集めないと話にならない。しかも今の時代はGoogle、YouTube、インスタなどのSNSからでないと人は来ない。何度か話したが竹花氏は渋谷の神山町に「Roof Top Terrace Cafe」(コロナ禍の影響で現在は渋谷の神南に移転)というバーベキューができるラウンジをつくったが、ラウンジはちょっとしたオーナー制で、まず1人1万円でオーナーを募集、当初1600人ものオーナーが集まった。こんなことが出来たのも、この時に竹花氏のYouTubeチャンネルに経営に興味のある大勢の登録者がいてそれがコミュニティとなり、竹花氏の呼びかけに多くの人が応じたから。なので人を集めるのにYouTubeも必ず必要である。
まだまだ世間ではYouTubeはただの動画サイトとしか見られておらず過小評価されすぎているが、YouTubeを利用しない事業は成功しないとも言っていい。YouTubeは誰でもできるし、テレビが決して取り上げないような、マニアックなことやニッチなことも発信できる。
例えば、会社をやめた男性が海の近くの古い家を借りて1人暮らしする動画
「古民家ひとり暮らし Kominka solo life」
アラフォー独身女性の日常生活の動画
「アラフォー独身1人暮らし」
美容師YouTuberだが美容室の仕事の裏側、美容室あるある、付き合い結婚した彼女のことも動画にする
「おのだまーしー2.1」
このような小さいことでも発信すればチャンネル登録がついていく。そしてチャンネル登録した人たちでどうコミュニティーをつくっていくかまでを今回と次の講座で説明していく。
●動画づくりの3つのポイント
まずどんな動画をつくればよいのか分からない人が多いだろう。動画をつくるポイントは以下3つ。これは飲食店、カフェ、美容院、エステ、ジムなどどんな事業でもあてはまる。
①共感(Common):これは自分の仕事でこんなことがあったとか、こういうお客さんや上司がいたとか、仕事での失敗談、仕事でうれしいこと、あるあるなど、他人に共感してもらえそうなことを発信する。
②知識(Kenowledge)自分の売るサービス・商品の歴史・豆知識、おすすめ、よりよくお得に使う方法など、仕事で得た知識を発信する。
③憧れ(Ideal)かっこよさやおしゃれだけが憧れではない、仕事のやりがい、楽しさ、仕事をして得られるメリット、イベントなどでの地元との人との交流、お客との充実した付き合いなど、見た人が「こんな働き方はいいな」「ここで働きたい」と思い憧れるようなことを発信する。
この3つのポイントにそうような動画をつくれば、コンテンツがきれいに整っていく。
YouTubeは最強の集客ツールでもある。YouTuberとしてYouTube自体で稼ぐこともできるが、YouTubeで一番良いのは、それ自体を中心としたマーケティング戦略が描けることである。竹花氏は2019年の10月からYouTubeチャンネルを始めたが、そこからわずか3か月でチャンネル登録者数は約7万人、各動画の視聴回数の総計は約460万回にもなった。ちなみに2021年11月現在のチャンネル登録者数は約31万7000人である。竹花氏のチャンネルはビジネスに興味がある人をターゲティングしてた大きなコミュニティーをYouTube上でつくりあげることができたのだ。
●YouTubeが重要な3つの理由
ビジネスでお金を生み出すには資産が必要だ。車をつくるのであれば、車をつくる工場や機械が必要だし、それらの資産には固定資産税などの税金がかかる。しかしYouTubeは形がない無形資産なのでどんなに利益を生んでも、YouTubeの動画自体にはまったく税金はかからない。YouTubeはただの動画サイトではなく、お金を生む、しかも税金がかからない工場なのである。
ではなぜYouTubeが重要なのか、これも以下の3つの理由がある。
①興味がある人を探してくれる。
ビジネス動画を見る人はビジネスに興味がある人である。竹花氏がビジネスに関する動画をアップロードすれば、YouTubeが自動でビジネスに興味がある人を探して動画に連れてきてくれる。この探す情報もYouTubeだけの情報ではなく、グーグルの検索履歴や位置情報など様々な情報をひっくるめて探す。なので竹花氏は動画をつくるだけでよいのである。もちろんこのYouTubeの機能は無料である。
②人間性を発信できる。
今の時代は個人がどんどん強くなっている時代である。個人経営の店が、インスタグラムでの発信で有名になり、行列ができほど繁盛したりすることもよくある。個人でも発信力がああれば、大手を超えるような集客ができることに人々は気づきだしているのだ。そのため、これまで大手が独占していたような市場にも個人が乗り込んできいる。このような時代だが、そもそもなぜ店に人は来るのか、これも何度も言っていることだが、実際は店に人が来て商品を買うわけではない、サービ・商品は関係なく人は店の人に会いに来ているのである。同じようなサービス・商品が有り余るほどある時代には、サービス・商品自体の差別化は難しい。なので人で差別化をしなければならない。人で差別化をするためには人間性を発信しなければならない。それができるのがYouTubeなのだ。
③資本勝負ではない。
YouTubeにいくらお金を払っても、自分の動画の再生回数が上がったり、視聴者の再生時間が長くなったりはしない。YouTubeのホーム画面上の目立つところに動画を広告として表示させる「マストヘッド広告」YouTubeの検索画面や関連動画の欄に動画を広告として表示させる「ディスカバリー広告」というのはあるが、クリック率が低い。YouTubeのいいところはコンテンツ勝負であある。大手がいつも必ず勝つようなプラットフォームではない。YouTuberのプロダクションやテレビ局もお金をかけた動画を配信したりしているが、個人はお金がなくても大手ができないような自由があり、おもしろい企画もできるため、個人運営の人気チャンネルもたくさんある。
この3つがYouTubeが重要な理由である。
■YouTubeとGoogle
●GoogleがYouTubeで重視する2つのこと
YouTubeを運営するGoogleがお金を払う程欲しいものはものは何か、竹花氏もGoogleからお金を貰っているが、竹花氏は何でGoogleからお金を得ているのか、それは竹花氏がYouTubeの「広告枠」をGoogleに貸して、その場所代としてお金を得ているのだ。この仕組みを簡単に説明するが、まず広告主はGoogleに広告料を払う。クリエイターたちにはYouTubeで広告を出す場所をGoogleに貸しているのと同じなので、Googleは広告料の一部をクリエイターたちに支払う。そして、クリエイターのYouTubeの動画に広告が出る。
あとGoogleがYouTubeで重要視するのは以下の2つ
①視聴者が動画を見る時間が長いこと。動画の再生時間が長ければ長いほど再生中に広告がたくさん出て見てもらえるから。
②企業がなるべく多くの広告を出稿すること。YouTubeに広告を出稿する企業が多いとGoogleの売上も上がる。
この2つがGoogleが重要視していることである。これは当たり前で、Googleも企業なので売上を上げないと株主にアピールできないし、YouTubeも広告媒体としてまったく評価されない。売上を上げるような動画は、まず面白くないといけない。面白ければ再生時間が長くなり、再生中に出る広告がも増える。ではGoogleはYouTubeで動画をどう面白いと評価して把握しているのか。これは動画の内容を面白いと評価しているのではなく、再生時間が長い動画を面白いとしているのであるが、これから詳しく説明する。あとYouTubeにも様々な種類の広告があるが、広告自体についてはネット上でたくさんの詳しい解説があるので各自で調べて欲しい。
●GoogleのYouTube動画の評価
広告が最初と途中と最後で合わせて3回出る約20分の動画Aがあるとする。再生回数は50万回だが、便宜上50万人が再生したということにして、極端な例だが動画が始まり最初の広告が出てからほとんどの視聴者が離脱して、3分程で49万人も減り、1万人となり最後まで動画を見たのも結局その1万人しかいなかった場合、広告の表示回数は合計52万回だが視聴者維持率は
50万÷1万=2%しかないので面白くないとGoogleに低く評価されてしまう。
同じく広告が3回出る約20分の動画Bがあるとする。3万人が再生して視聴者が離脱せず、全員最後まで見て3万人だった場合、広告の表示回数は9万回だが、この動画は視聴者維持率は100%もあるので面白いとGoogleが高く評価してくれる。
広告の表示回数が9万回しかない動画Bより52万回もある動画Aの方がなぜ低い評価なのか疑問に思うかもしれないが、Googleは動画の再生回数はあまり重視していない。動画の評価に再生回数を重視しすぎると機械的に何回もブラウザの更新をクリックして再生数を上げたものが高く評価されてしまう。再生回数が多いだけで、視聴者維持率が低い動画は釣り動画のようで広告もしっかり見られていないとされる。50万人が最後まで動画を再生すれば、広告は150万回表示されるのに、52万回しか表示されないことも印象が悪く、低い評価につながる。動画Bは最後まで見たのも3万人だった場合、広告は9万回しか表示されれないが、その再生回数が100万回になれば広告の表示回数は300万回にもなる。Googleは視聴者維持率が2%しかない動画Aよりも、広告がしっかり見られている100%の動画Bを将来性があり広告料が儲かるとして、高く評価するのだ。よくYouTube再生回数〇〇回などとマスコミなどで強調されるが再生回数が多いだけでその動画がGoogleに面白いと高く評価されているとは限らないのである。あとGoogleはYouTube以外もそうだが、物事を評価するときに回数で分析するということがなく、いつでも何%というパーセンテージで評価する。このパーセンテージの思考は自分たちが事業を行ううえでも重要な考え方となる。
■長く見られる動画にするには
●15秒と権威性
GoogleはYouTubeでは最初から最後まで見てもらえる視聴者維持率が高い動画が面白いと高く評価するなら、動画を最後まで見られるようにするにはどうすればよいのか、大事なのはまず話し方である。
話というのは同じ内容でも、話す人によってはすべて変わってしまうということ。ダウンタウン、とんねるず、ウッチャンナンチャン、引退した島田紳助氏、笑福亭鶴瓶氏、所ジョージ氏、明石家さんま氏、タモリ氏、ビートたけし氏などは話が面白いと世間から思われているが、実は面白い話はあまりしていない。世間の人は彼らをよく知っているし、彼らの出す強烈な雰囲気や個性、今まで築き上げてきた経験に飲まれて、何でもない話でもつい笑えてしまうのがいい例である。かつてYouTubeには視聴者維持率についてこのような注意書きがあった
「どの動画にも最初の15秒間に注意する必要があります。再生をやめる視聴者が最も多いのがこのタイミングです。」
動画は最初の15秒が勝負である。最初の15秒でだらだら話していては意味がない。竹花氏の動画を最後まで長くみていられるのは、動画のクオリティや企画がよいのではなく、竹花氏の話し方がよいからだ。前のプレゼンについての講座で竹花氏は人間の集中力は30分と考ており、プレゼンの時間は最長でも30分としているが、YouTubeの場合は最初の15秒で一気に話に集中させないと、どんなにお金をかけて良い企画や高いクオリティの動画をつくっても最後まで見てもらえない。この資本勝負ができないことで個人でも戦えるのがYouTubeが可能性にあふれているところである。
集中力を上げること、これはオープニング動画や自己紹介の動画で「権威性」をアピールする。ここで言う「権威性」とはその道のプロまたは専門的な知識を有する人の言葉には信頼して従おうとする人間の心理のことだ。
YouTubeで節税のチャンネルを開いている根本和彦氏は動画のオープニングで「元・国税調査官」と名乗って視聴者の信頼を得ている。ただ権威性とはいっても特別な資格が必要なのではない。職業・キャリア・学歴・経験・実績・自慢できることなどを強調して自己紹介すればよい。例えば「化粧品販売員歴〇〇年」「ジムトレーナー歴〇〇年」「これまで〇〇本ゲームを実況してきた」「今まで〇年間、〇〇を研究してきた」「今まで〇年間、〇〇冊の読書をしてきた」などのニッチな分野の小さなものでよいので、自分がその分野に少しでも長けているとアピールして視聴者に信頼してもらう。そして1度信頼さえしてもらえれば視聴者は他の動画に流れにくくなるのである。まったく権威性が出せない、思い浮かばないのであれば、「竹花貴騎さんが教えた」とか「マコなり社長もやっている」などと有名人の名前を出して、その権威性を借りてもよい。
●人間性とビジョン
ミュージシャンが自分の歌だけをYouTubeで投稿していてもファンはつかない。ミュージシャンでもありビデオグラファーでもある山下歩氏のチャンネルは18万人もの登録者がいる。山下氏のたくさんのファンがついているのは、もちろん山下氏の歌のうまさもあるが、山下氏は歌だけでなく自分の人間性・夢・苦労・ライフスタイルなどを動画で語り、そこかから多くの人が山下氏を深く知ることにより、さらに彼の歌がよりよく聞こえるからである。
浜崎あゆみ氏にたくさんのファンがついていたのも同じで、浜崎氏も歌はうまいが、ファンがそれ以上に惹かれたのは、浜崎氏の個性、ファッション、目指す目標、ライブ中に感動して泣くエモーショナルな部分である。このように自分の人間性などを知ってもらう内容を一番最初に投稿する自己紹介の動画に入れておけば、新規で動画を見た視聴者に「この人はいいな」と思ってもらえてチャンネル登録もしてもらえる。チャンネル登録さえしてもらえれば、その視聴者は自分のことを知っているのでいくら動画を投稿しても見てもらえるのである。
また「この動画を見ればあなたはこうなれます。」というような視聴者へのビジョンを動画の最初で必ず話す。竹花氏も自分の動画では必ず「今からこの30分の動画を見ることでリスクのない起業ができます」「借金しない起業ができます」「消去法にならない効率の良いビジネスができます」などと語っている。かつてMUPの最初の動画では「学びの学び方」というものがあり、その動画の中で竹花氏は「今から30分この動画を見ることで少ない時間でたくさん本を読むよりもたくさんの暗記ができます」「人の数倍の効率でインプットできます」「学ぶことの必要性を理解しないと、どんな学びでも無駄になりますよ」「30分学べばあなたはこうなります」ということをすべて語っている。
他には基本的なことだが、話すときはテンションを上げる。物事をははっきり断言する。「こうだと思うんです」ではなく「こうです」と断言すれば視聴者に信じてもらえる。「かもしれない」などと言っていては誰にも信じてもらえない。信じてもらえない情報は意味がない。あとは現状の否定、竹花氏はこの講座の動画の冒頭で「まだまだ世間ではYouTubeはただの動画サイトとしか見られておらず過小評価されすぎているが、YouTubeを利用しない事業は成功しないとも言っていい」と現状を否定して自分の考えを述べて価値を上げている。
コロナ禍の最初の頃、ニュースなどでマスクが不足しているという情報発信が数多くあったが、その中で「マスクは自分で買い占めてもだめで、他の人がつけていなければと意味がない」というような同じコロナというトピックの情報発信ではあるが、その中でも他とかぶらない少し違った視点を持って発信をするのもYouTubeでは重要である。
●動画のタイトル
次に再生回数、先程は多ければいいというものではないと話したが、少なすぎるのももちろんよくない。再生回数を多くするためのポイントはまず動画のタイトル。例えば餃子の作り方の動画をつくったとして以下のタイトルがあったとすれば、見た人はどのタイトルを再生したくなるだろうか
①「餃子作り5つの基本」
②「餃子作り5つの基本【中華料理人に学ぶ】」
③「餃子作り5つの基本【中華料理人に学ぶ】10人中9人がおいしく作れた!」
これらのタイトルなら皆③を再生したくなるだろう。
①②③も「餃子」といキーワードが最初に来ている。検索する人に自分の動画を見せたいなら、検索されたいキーワードをタイトルの最初の方に持っていくのが基本中の基本。タイトル最初の方にキーワードが入っていると、そのキーワードで検索したユーザーの検索結果に表示されやすくなる。タイトルの最初の方に優先順位の高いキーワードを含めることは非常に重要なのだ。
②③には「中華料理人」とある。話し方の中でも述べたが、タイトルでも権威性はアピールしておかないといけない。
③には「10人中9人がおいしく作れた」とある。動画のタイトルに具体的な数字を入れば、説得力が上がる。他には「2021年〇月最新」などと入れておいて、情報が新しいことを強調するのも有効である。
タイトルの文字数だが、スマホのブラウザからYouTube動画を検索した際は全角28文字まではタイトルが表示される。あとパソコンやYouTubeアプリからだともっと多くの文字を表示することができるため、タイトルの文字数はおよそ25~40文字に収めるのはよいといわれる。なのであまりに短いタイトルにしてもメリットがない。竹花氏によるとHubSpotという世界的なWEBマーケティンク起業の調査で、SEO、MEOでもYouTubeでもなんでもそうだが、タイトルを改善しただけで、CTR(Click Through Rate:クリック率のこと。インターネット広告などに関連して使われる用語で、動画のタイトルや広告がユーザーに表示された回数に対してどれくらいのクリック数があったかの割合)が38%増加したという調査結果があるという。CTRとはClick Through Rateの略でインターネット広告などに関連して使われる用語で、動画のタイトルや広告がユーザーに表示された回数であるインプレッション数に対してどれくらいのクリック数があったかの割合で
クリック回数÷インプレッション数で求められる。たとえば1000人に動画のタイトルが表示された場合、クリックして再生したのが100人ならCTRは100÷1000=10%となる。動画のタイトルを改善しただけで、CTRそのものが38%増えれば、再生した人は138人に増えて、CTR:138÷1000=13.8%となる。
変化が小さいようにも思えるが、これが100万人に動画のタイトルが表示されされて再生したのが10万人であれば、CTRは同じ10%だが、CTRそのものが38%増えれば、同じくCTRは13.8%であるが、再生した人は13万8000人で、3万8000人も増えており、大きな数字になる。タイトルを適当につけてしまうと、良い動画でも再生数が伸びず、大きな視聴者の取りこぼしになるのだ。
●YouTubeのエンゲージメント
動画を見た視聴者の反応であるエンゲージメントも重要である。エンゲージメントとはYouTubeでは「高評価」やSUBSCRIBEボタンなどでできるチャンネル登録、共有での動画のシェア、動画へのコメントの数であるが、この反応が多い動画はGoogleが動画を高く評価してYouTubeの検索結果の上位に上げてくれる。このエンゲージメントを上げるための施策も必要。まずチャンネル登録だが、ただチャンネル登録してくださいと動画でお願いするだけでは誰もチャンネル登録しない。個人情報の管理などで準備は大変になるが、動画の視聴者にサービスを期間限定で無料で利用できるとか、抽選でもよいので商品を限定で無料、あるいは安く購入できるなどの何らかのインセンティブを視聴者に与えチャンネル登録をうながす施策を行わないといけない。これは抽選でもよい。しかしお金や物品などのインセンティブを渡す代わりに、チャンネル登録をさせることはYouTubeは規約違反としている。他のSNSや外部サイトでチャンネル登録必須の応募フォームを作ったり、動画の中で「チャンネル登録をした人だけが応募できます。」などと言うと通報されたりするので、あくまでもインセンティブの施策は視聴者が自発的にチャンネル登録するものでないといけない。ただ実際にはチャンネル登録をインセンティブの必須条件にしたキャンペーンを行っている企業も見受けられ、YouTubeそこまで厳しくは見ていないようであるが、グレーな行動は避けるべきだろう。視聴者へのインセンティブの施策はネット上に様々な情報があるのでこれも各自で調べてもらいたい。
コメントについては基本的なことだが、コメントをお願いしたり、つくってほしい動画のリクエストや質問を募集したりしてコメントを増やす。もちろんできるかぎりコメントは返す。コメントにすべて返事できない場合は、その旨も書いておく。動画の投稿者もコメントできるので、動画に関連したコメントを書いて、視聴者が投稿しやすいようにもしておく。竹花氏は動画の講座のなかで、視聴者に「インスタ集客で正しいのはどちらでしょうか?タグ付けしてもらうのか、タグ付けされるのか、学んだことをしっかり頭にいれるため答えがどちらかしっかりコメント欄に書いてください。」と述べて視聴者にコメント欄に書き込ませるような誘導をしてコメントを増やしてる。
この講座のまとめだが
①YouTubeの動画は共感、知識、憧れを意識したものを企画すること、これは誰でもできる。
②YouTubeで一番重要なのは視聴者を引き付けるような話し方をすること。これで最後まで動画を見てもらい、視聴者維持率を高くしてGoogleに評価してもらう。
③タイトルを改善しただけで38%もCTRを向上できるので、タイトルの重要性を意識しておく。
YouTubeについては引き続きこの次の後編の講座で解説する。
それではおまけです。
この前、会社の先輩にオロナミンCをおごったら、大仏の頭の形をした、黄金に輝く変わった貯金箱をくれました(´∀`;)
後ろにお金を入れる穴があり、底からお金は取り出せます。
この貯金箱を私が手で撫でているところをインスタのトーリーにすればいいのに ( ・∀・)アヒャ
と言いますが、そんなわけわからんことできるかい。
変わった先輩だ(´∀`;)
ちなみに貯金箱はまだ使っていません。1円だけ貯金していっぱいになったら、銀行にもっていきますヽ(´▽`)ノ
それでは貯金にいそしむ「師子吼する」でした。
ありがとうございました
2021年 12月13日
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