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音楽好きな私が音楽を聴かなくなった理由

はじめに

むぎの部屋へようこそ。
ここでは私自身の過去、
日々の生活から得た学びを
お届けしています。
何か一つでも
持って帰ってもらえたら嬉しいです。

「音楽」は好きですか?
私も大好きです。

でも気づいたらここ1年くらいで
全くとまではいかないにしても
ほとんど聴かなくなりました。

そこにはどんな心境の変化があったのか
少し整理ができたので今日はそんな内容で
書いていきます。

今日に関しては対して得るものはない
内容だと思いますので
全然スルーしていただいてもオッケーです笑

単純に優先順位が下がった

さて、先日は最近激推しの
「耳活」について語ったのですが、
「耳」から摂取されるものとして
真っ先に思い浮かぶのが「音楽」

そんな私も以前は
常に耳にイヤホンを突っ込んで
何かしらの音楽を常に聴いているのが
当たり前でした。

しかし最近になり車通勤、
かつ通勤時間自体も伸びたことで、
まとまった時間耳を使えるようになりました。

そんなタイミングで私のキャリアに
対しての考え方も見直すことになり、
どうせならインプットの時間にしたい。

だからと言って電車とは違って目は使えない。
なら耳だ。
ということで最近の「耳活」が
定着したわけです。

だから単純に音楽を聴く頻度が減ったのは
私の中で脳死でとりあえず
音楽を聴いていた時間を
頭を働かせて有効利用しようとした結果
優先順位が下がったのが
1番大きな要因かなと思います。

「耳活」の良さを知ってからは
通勤時間だけでなく料理をしている時や、
散歩の時など
今まで音楽を聴いていた時間が
ほぼ全て置き換わっていったような
気がします。

それでもただ優先度が下がっただけで
時々気分転換にBGMとして
流したりすることはありました。

しかし一時期それすらなくなり、
音楽自体が聴けない、聴きたくないという
状態にまでなったことがありました。

好きがゆえに避けるようになったのかもしれない

私はいわゆる流行のヒットソングというものを
片っ端から聴いていくというよりは、
もともと好きだったアーティストの曲を
ひたすら聴き潰しているというタイプです。

バンドをやっていた頃は
毎週のようにライブハウスに足を運び
まだ誰も知らないような
アーティストを発掘するのに
ハマっていたことも。

そのくらいのめり込む中で、
結果的には新しいものよりも
長年愛されているような
ベテランだったりレジェンドというような
タイプのアーティストに落ち着きました。

年代で言うと80年代から90年代ごろが
ベスト。
ぎり2000年代初頭までです。

だから面接なんかでは
面接官のおじさんの年代に合わせて
無難なチョイスをして
そこから少し話を盛り上げたり。

とまあ、昔から今も変わらず
愛されている曲って
やっぱりいくら聴いてもいいんですよね。

そんな感じの偏食だったがゆえでしょうか。

昨年、私の青春ど真ん中だった
大好きなアーティストたちが
立て続けにこの世を去りました。

Hi-STANDARD
恒岡章さん

Thee Michelle Gun Elephant
The Birthday
チバユウスケさん 

どちらも長年愛してやまなかった
私にとって憧れの存在でした。

昨年2月に恒岡さんの死が公表された時には
恋しさのあまりしばらく
ハイスタばっかり聴いたものの
それでもだんだん聴くのが
辛くなっていきました。

そしてそこから少し立ち直りかけていた
昨年12月、チバさんの訃報を知った時は
もう限界でした。

なぜならその直前に
The Birthdayの曲を聴いていたからです。
そこからしばらくはチバさんの曲を
聴く気にすらなれませんでした。

同じ年に立て続けに大好きな人たちが
旅立つなんて想像もしていませんでした。

もしかしたらこの流れで次は誰かが、
と考えると怖くて誰の曲も聴けませんでした。

案の定、それからも毎月のように
偉大な方達の訃報が相次ぎました。

そんなことがあり、
しばらくの間まともに音楽を聴けない
日々が続きました。

おわりに

最近になってちょっとずつ
前のように音楽を聴けるように
なってきましたが、
やっぱり昨年亡くなった方達の曲を聴くと
少し当時の心情が蘇ってきます。

多分しばらくはもう以前のように
純粋にかっこいいという気持ちだけでは
聴けないんじゃないかなと思います。

考えてみればどうしようもないんですけどね。
みなさん私の倍近くの人生を歩んできていて
いるので順当にいけば
私が見送る側になるのは仕方ない。
しかしこうも立て続けにとなると
流石にしんどかったですね。

昔は貪るように聴いていた彼らの音楽も
今はいい意味では一曲一曲深く味わいながら
聴くことができるようになった
ということで
私のこれからの音楽との付き合い方は
昔とは変わっていくんだと思います。

昔のように気軽にライブに足を
運ぶことができなくなった今、
そのくらいの方が
ちょうどいいのかもしれません。

幸い、こうして「耳活」という新たな
手段を身につけたことで
耳から聴くのは音楽だけじゃないと
選択肢を広げられたのも良かったなと
思います。

昔とは音楽との向き合い方は
少し変わってしまいましたが、
好きなものは変わらず好きなので
なんだかんだこれからも付き合い続けて
行くんだと思います。

最後までご覧いただき
ありがとうございました。

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もしかしたらあなたにとっての
気づきになるものがあるかも。
良かったら好きなものを
持って帰ってくださいね。

いってらっしゃい。

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