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服とパートナーは着こなすもの。

そりゃあ悲喜こもごもあるけれど
私達は結局、自分で結婚する相手を選んでいる。

親や他人さまから
土下座して頼み込まれて結婚したんじゃない。

好きで結婚したはず。

そして同時に、
その時既にチラ見えしていたリスクとも
結婚したのだ。

世界中に39億人いるらしい男性の中から
一番 発情してしまって
一番癇(かん)に障る相手と
リスキーな契約を結ぶ。

それが「結婚」という名の自己啓発。

.

毎月のことながら、
私のもとには面白い夫婦の悩みから 
笑えないくらい深刻な夫婦の悩みまで
寄せられます。


家事協力ゼロ
父性ゼロ
すぐキレる
常に女性がいる
無自覚なマザコン
子育て参加無し
時代遅れの亭主関白
20代並みの性欲
事なかれ主義
一事が万事 人のせい
平気で家族に嘘をつく
仕事はしないがギャンブルには熱心
etc…

キリがないくらい、
ほんとうに色んなご主人さまがいる。

という事は、
その男性たちに惹かれたツワモノの妻たちも
同時に比例して存在しているわけでw

一見、不条理に見える夫婦関係も
実はちゃんと釣り合っている。

.

しかし、いくら夫婦はお互い様だとは言え
妻側の負担は、夫側の負担に比べて
幾分か大きいことが多い。

家庭によってはご主人が主夫として
家庭を切り盛りしているケースもあるけど
それは今回 少し脇に置かせていただいて
話をしたい。


何の話かって、
相手の存在をどう捉えて付き合っていけばいいか。

それについてを
今日は語らせてもらいます。

.

.

私はよく、パートナーを洋服に喩えます。


いくら周囲から
「可愛いけど変わってるね!」
「個性的〜!」
「うん、独特だな!」
「着こなし難しそう!」
「オールシーズン着るのムズくない?」
そう言われても、
自分が好きで買った服。

しかも、まぁまぁな値段のするヤツで
捨てるにも売るにも人にあげるにも
ちょっと考えてしまうようなレベルの服。

しま○らとかユニ○ロとかじゃないよ。

百貨店やセレクトショップにしかない
ハイブランドや海外で買い付けされた
コアなヤツw


その服を買った時は
「私、運命の服に出会えたかも!」
「これ着るとな〜んか私綺麗に見える♡」
「この服なら私を美しくしてくれるんじゃ!?」
「人と被らないし唯一無二じゃん♡!?」
「こんな惹かれる服には初めて出会ったわ~!」と
本気でそう思ったんです。

だから勇気を出して
未来に希望を持って
その服を買ったんです。


しかし。


だいたいそういう時、
人間というのは冷静さを失っているのだけど
そういう服は、逆に冷静だったら買わないし
買えないもの。

結婚なんていう面倒な選択も、
人生経験が芳醇で
精神や経済面が満ち足りていて
冷静に落ち着き払っていたならば
まぁ、ほぼほぼしないかもしれないw

でも、人間全員がそのようでは
子孫も繁栄しなければ
世の中全体が機能しなくなる可能性がある。

だから、
恋に堕ちて盲目気味にならなきゃならないし
少しアップテンポなBGMが似合うような 
決して冷静とは言えないムードにならないと
私達は結婚しない。

.

さて、話を服の例え話に戻します。


その服(相手)を買ってしばらくはいいんです。
真新しいし、新鮮でトキメク服として
特別な扱いができる。

その服を着ていることが楽しいし
それ以前に、その服を持っていること自体が
ザ・優越感。

でもね、1年もすると
服に飽きてくるか
自分の好みが変わるか
自分の体型が変わって似合わなくなる。


そしてこの服を買った時の
周囲のリアクションを
時を経て思い出す。。

-「可愛いけど変わってるね!」
-「個性的!」
-「オールシーズンいける?」


人が何気なく放ったその言葉が
まさにフラグのように思えて、
浮かれてその服を買った自分が
バカバカしく思えて後悔し始める…

なんてことは、
世界中あるある話だと思うんです。


あの時は
「誰とも被らない唯一無二の服♡」
そう はしゃいでいた服だけど、
実際唯一無二ということは
他にその服を着こなしている例もナシ!!
ということでw

こういうコーデの時、
この服をどう着ればいい?

こういう場所では
羽織る?中に着る?むしろ着ない?

冬に着ると浮く?
なんかトンチンカンに見えない?

え、てゆーか
そもそもこの服って
私に似合わないんだと思う!!

あんなに高かったのに
あんなに勇気出して買ったのに
もう最悪じゃん。

🤮🤮🤮

という思考のループにハマるんですw

.

でも、
似合う似合わないも大事だけど
服って着こなしてなんぼだと思うんです。

自分のために作られた服なら
問題ないのかもしれないけど
ほとんどの服は
オーダーメイドではなく
大量生産されたもの。

こちら側の着こなし力があってこそ。

仮にオーダーメイドであっても
「着こなすぞ」という気概が大切で、
自分はどう在れば美しいのかという視点と
その服への愛着を持っていないと
お洒落はできない。



そうです。
服とパートナーは着こなすものです。

え?そんな努力しなきゃいけないなら
もう捨てるか売るか人に譲るかwしたいです!

と思う人もいるかもしれない。

もちろん、そこは自由。


糸がほつれたり
自分がみすぼらしく見えたり
クタクタになるまで着たからもう私は満足!
となっている人は、
お塩でもふって感謝して潔く手放して下さい😂

 

ただ今日は、
「この服(相手)を捨てたくはない。」
「イける所まで着こなしたい。」
「不良品ですら自分のお洒落に変えてやるw!」
という意気込みのある人たちへ
思考の変換のきっかけになればと思い
この記事を書いとります♡

.

そんなにまでして
捨てたくなければ←酷いw

その服を着た自分が
好きになれる工夫をしたらいいんです。

上着やシャツなら
襟を立てるとか
腕まくりをするとか
インナーの色を工夫するとか

パンツやスカートなら
少し痩せるとかお尻トレするとか
そのボトムスに合う靴を買うとか

または、その服のために
いっその事髪を切るとかカラーを変えるとか。


その服に着られるんじゃなくて
その服を自分のスタイルに合わせてやる。

そうして、服もパートナーも
自分のモノにしていく。

.

似た服を着た人と自分を比較した時、
その人と自分が違う着こなし方をしていても
着る人が違うんだから着こなしが違うのは
当たり前のこと。

そんなことで
いちいち落ち込まなくて大丈夫。

人それぞれ、
マイベストコーディネートがある。

大事なことは、
その服を着ている自分が
みすぼらしかったり、貧相だったり、
不幸そうに見えない工夫がしてあること!

コンプレックスもほど良く活かして
あなたの魅力が消えない着こなし方を
どうか見つけてください。


.

こういう記事を書くと
私の夫婦関係が気になる人もいるかもですが
私は夫を着こなすまで10年以上かかりましたw

服で例えるなら、
まさにこれまで着た事ないような服😂

隣で生きていくには中々ファンキーで
昔はそれに合わせたくて
細く釣り上がった眉毛を描いたり
似合わないヒョウ柄もよく着てたりw
髪型も色々変えてきた。

時にはお互いに、
「やっぱり着こなせないね。」と
違う道を考えたことも何回あったか分からない。

その服に合わせるやり方は
ことごとく上手くいかなかった。

で、結局着こなせるようになったきっかけは
「自分が着やすいように着ればいい」
「その服の着方の正解を壊す!」
という考え方をするようになったこと。  

そのファンキーな服(パートナー)に
自分の魅力を邪魔させないように
自分がその時、美しく見える着方を
あれこれ工夫している。

ほら、ほんとうにお洒落な人って
ユニ○ロの服を着ていても
とてもユニ○ロには見えないでしょ?

それはその人が
「これはユニクロの服だからこう着なきゃ。」
という事を意識してないからだと思うんです。

ユニ○ロであろうがエル○スだろうが
「これを私らしく着るならどう着る!?」
といった考え方ができた時、
ブランドなんて関係なくお洒落に見える。

私はお洒落迷子になった時、
昔から海外の人のファッションスナップ誌を
見るようにしているんです。

理由は
自由さをもらえるし、
固定概念を外してくれるから。


自分が「ダサい」と思い込んだ着こなしを
余裕でブチ壊してくれる人たちが載っている
海外のファッションスナップ誌は
物凄く頭の体操になる。


ダサいとお洒落の境界線は
見た目じゃなくて、結局はマインド。

「どうや?これが私の着こなしや!」
と存在している人には
もう、何も言えやしないw

 

あなたが、あなたっぽく
その服(パートナー)を着こなしていたらOK!


その服が喜んでいるか?とか
その服は私の運命の服なのか?とか
そんな事は考えなくていいですからw

自分がリラックスして着れる方法を
たくさん探求しましょう。


「毎日は着れません!
どうしたらいいですか?」
という声がすでに聞こえてきそうだけど

「嫌いにならない頻度で
お洒落を楽しんで♡」
とだけ、予めコメントしておきます。

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・まだこの服、着こなせますか!?
・Asamiさん!コーディネート助けて!
・リサイクルに出そうと思うけどw
どういう気持ちでこの服を手放したらいい!?
[※服=パートナーです]

などと言うお悩みやモヤモヤの方は
あまり深刻にならずお早めにご連絡ください。

一緒にコーディネートや断捨離コースかを
考えていきましょうね😘

それではまた。

Asami

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