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はじめてKing Gnuのライブに行ってきたんですよ

タイトルの通り、福岡までライブで遠征してきました。ちなみに、King Gnuを生で見るのは初めて。彼らの曲が大ヒットした時、私はその歌を『白目』だと思っていました。めっちゃ恥ずかしい。ヒットから半年くらい経ってから家族に言って間違いが発覚したんですけど(勘違い長すぎ)、今でもそれでいじられます。だって当時あんまり詳しくなくて、カラオケでそのキーを出す男友達に、すげ〜な〜って思うくらいだったんですもん。あとは飛行艇とVinylが好きで、それも最初は学生時代の友達の影響だったと思うけど、今でもよく聴いていました。

そんな私がライブにまで行こうと思ったきっかけは、彼氏と一緒にライブに行ってみたいと思ったから。彼とは文化的趣味があまり合わない(彼は読書をしないし、私はグロい映画見ないし)なんですが、お互いカラオケは大好きです。ワンシーズンに一度は半休をとって安居酒屋で昼から飲んで、夕方には楽しくなった状態でフリータイムを始めるくらいに。付き合って1年ではフェスにも行って、自分たちの音楽の好みのベン図があったとしたら、その重なりを探し求めてきました。で、その重なってるところにあったのが、King  Gnuだったわけでした。ちなみに他にあったのは、オレンジレンジ。世代だね。

福岡に行くまで、新しいアルバムを聴き続け、この曲いいと言い合ったりカラオケで歌ったりしました。流し聞きをしてしまって、曲名とかがなかなか覚えられないわたしも、彼の影響で少し覚えて、アルバムでこの曲が来たら次はこれだってわかるくらいにはなりました。それでも、やっぱり初めて行くアーティストのライブは緊張します。アウェイだったらどうしようとか、怖いガチ勢に囲まれたらどうしようとか。(アイドルのライブだと、結構、いやかなりの圧を感じるので、ライブ前は結構緊張するんです)

実際には、老若男女、ほぼ全部いました。若い人が多いように見えたけど、思いがけずキッズが多かったりとか、あとは男性が多い現場って私にとっては新鮮で、盛り上がる声に迫力があるなとか思ったり。私は今までaikoとかSEVENTEENとか、それぞれ技術がち勢というか、ちゃんとパフォーマンスでアーティストを尊敬したいタイプとして生きてきました(へたうまを育てていきたいタイプじゃない)。それで今回のライブで感じたのは、こんなに芸術として完成しちゃっていいんだ!っていう高揚。

音源のままじゃつまらないからってライブではアレンジする(彼氏による意訳)と常田さんは言っているそうですが、それってめっちゃうまくて音源のレベルは達成できちゃう神々の遊びじゃ〜〜ん!って感動しっぱなしでした。aikoもテレビよりライブの方がうまくて鳥肌なんですけど、カジュアルでフレンドリーな空間を作ってくれるのに対して、King Gnuはトークとかっていうより音楽を見てけよ!って圧で圧倒されるショーって感じでした。いやはや、ショーだった。

SPECIALZから始まるのはあつすぎたし、DARE??で幻のようなラップ聴けたし、元々好きだった歌も聞けたし、大満足でした。MCで全然喋らないのも、逆にMCにしか隙が無いのも総じて楽しめました。海外にも行きたかったけど、調べ始めた時にはもう売り切れ。やってるなあ!!!せっかく海外にあんまり興味ない彼氏を連れて行くチャンスだったのに(おっと、心の声が)

また行きたいな〜〜。みんなで熱唱するのもライブって感じがあってよかったな。あと、次のライブの日は晴れますように。

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私の遠征話

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