見出し画像

自己流のやりたいことリストのつくり方、そして自分のリストを晒してみる

今年の目標を『noteを通して、人に自分のことを知ってもらう努力をすること』と設定したはいいのですが、肝心の中身を考え中の者です。

まずは、自分の概要的なものをアウトプットしてみたい。そこで今回は2019年から3年続けている「今年のやりたいことリスト」作り方と、参考に自分の2023年バージョンのやりたいことりストを晒してみたいと思います。

どんな、やりたいことリストなの?


やりたいことリストなんて、基本的にはそれほど難しく考えることではないかと。「100個思いつくまで箇条書きをして、それをどこかに貼っておく」でも「思い当たったら、TODOリストに残しておく」でも、それぞれのやり方でやればいいと思います。

ただ、ぼくの場合は27歳でこどもが生まれて、自分の時間が圧倒的になくなってしまい、自分の成長に使える時間も少ない、同級の仲間のように思い立った時に行動に移すこともできないというジレンマがありました。そのため、やりたいことを常に意識して、できるとなった瞬間にそれに反応したいという願望が強くなり、その気持ちから生まれたのが今回紹介するやりたいことリストになります。


このリストで意識しているのは、2つの点

🚩 自分の人生をエンジョイすることから自己成長におけることまで、しっかり網羅できているリストか?
🚩 それは自分の可能性を広げるリストか?


こんなステップで作られます

  1. 自分の中にいる"キャラ"を分解する

  2. それぞれのキャラで思いつく目標を書き出す

  3. 書き出した目標の"方向"を定めてみる

  4. 空いている目標を捻出してみる

このステップを順に説明していきます。

1. 自分の中にいる"キャラ"を分解する


ステップ1として、自分の中にいるキャラクターを4〜8つほど考えます。

目標と一口に言っても、仕事・学業の時のモードの際に達成したいことと、私生活を送っているモードで達成したいことは違うと思います。ここでは、それぞれのモードの際の人格を"自分の中のキャラクター"と定義して、可能な限り切り出してみます。

学業でも「大学生活中になにかを成したいと思っているキャラ」「就職活動を成功させたいキャラ」は必ずしも一致しないかもしれません。またそれとは別に、「サークル内のキャラ」「仲のいい仲間内のキャラ」「バイトでのキャラ」「インターンでのキャラ」とコミュニティごとに達成したいこともあるかもしれません。打ち込む趣味があるなら、「サーファー」「同人誌作家」「お笑い芸人のおっかけ」などとしての人格があるかもしれません。

ヒントは数年前。当時現役のサッカーの選手だった本田圭佑さんがテレビで言っていた「自分の中には、サッカー選手の他に、起業家と教育者の顔があり、それぞれの顔に対して課題設定をしています」という言葉です。一人の人間だからといって一つの目標に絞る必要はなく、自分の可能性を広げるためのアクションはなんでもやるつもりだと精神論を語っていました。

ちなみにぼくのなかでは、6つのキャラで落ち着いています。
アートディレクションも含めて本業分野である「デザイナー
コーチングなどを通じて、大学生や起業家の新たなチャレンジを応援したい「コーチ
なんらかの表現活動をしたいという沸々した気持ちの「アーティスト
こどもと妻が快適な生活をできるようにするために頑張る「大黒柱
自分自身が楽しいことしていたい「趣味人
そして、90歳まで働きたい「健康体


2. それぞれのキャラで思いつく目標を書き出す


ステップ2として、(1)で思いついた自分のキャラごとに思いつく限りの目標を挙げます。

ここでは、難しく考える必要はありません。とにかく、おもちゃ箱をひっくり返すように頭の中にあるものを吐き出す作業でです。

強いて注意点をあげるなら、キャラをちゃんと切り替えて考えることを意識するのが大事です。
仕事のキャラで「営業成績をあげる」「MBAを取得する」のような真面目な目標を立てた後で、キャラを切り替えしきれずにプライベートなキャラの目標を考えると「遊びの時間をXX時間までにする」のような本来そのキャラが望んでいないような目標を立ててしまいます。

プライベートなキャラにとっての目標は、「カリフォルニアのディズニーワールドに行く」「MGのガンプラを塗装までやりきる」などかもしれません。


3. 書き出した目標の"方向"を定めてみる


ステップ3として、(2)で書き出した目標を縦軸と横軸を定義して、1時方向から12時方向まで12方向に区分していきます。

12方向の縦軸と横軸

これも各自のしっくり来る設定で行っていいと思いますが、自分の方向区分を紹介します。
縦軸は、使命的の度合いです。上側(1〜2、10〜12時方向)は、今年何としても達成したい使命的な目標。下側(4〜8時方向)は、今年達成に固執はしないけど自分の可能性を広げるのに重要に思う拡散的な目標です。
横軸は、自分に向き合っているか、人に向き合っているか度合い。左側(7〜11時方向)は、人にどう思われようと自分にとって大切な個人的な目標。右側(1〜5時方向)は、自分の中で閉じずに人に向き合う社会的な目標です。

「営業成績をあげる」のは会社に貢献する意味合いもあり社会的。「MBAを取得する」のは自分のキャリアの話なので個人的。「カリフォルニアのディズニーワールドに行く」のは友達とであり大学卒業前の今年行くのが絶対なら使命的かつ社会的。「MGのガンプラを塗装までやりきる」のは、初めてのチャレンジだけどひとり見聞を広めたいという気持ちからなら拡散的かつ個人的。そんな感じで割り振ります。


4. 空いている目標を捻出してみる


ステップ3を実行してみると、大抵の場合空き枠が生まれると思います。そこを埋めるのが最後の作業です。「XXXキャラの、2時方向の目標なんだろう?」という思考で考えを広げていきます。

キャラが4つであれば、48つの目標。キャラが8つあれば、96つの目標が出来上がるはずです。そして、このリストを埋めた時、自分の脳内を隅々まで探検できたような気持ちになり、結構爽快感があるはずです。

ちなみに自分の6キャラ、72つの目標はこんな感じです。
参考までに見てみてください。

さいごに


今年でリストをつくるのは4回目になりますが、正直毎年半分も達成できません。
考えれば、72やりたいことがあるということは5日で1つ達成しているという無理ゲーなペースですし、「XXXを習慣にしたい」という曖昧な目標もあります。そもそも全達成をゴールにはしていない心待ちなわけです。

自分の中で大事なのは、「やりたいことを常に意識して、できるとなった瞬間に飛びつくことができる」こと。その年飛びつくチャンスが巡って来なければそれでもOK。でも、常に目標を腹に抱えおけることでアクションに繋げられたことが多くあります。

すこしでも興味を持っていただければ、嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?