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君に会いたいな


気づけば最後に会ったのがクリスマス・イブだ



「身の上の話が参考になるのでもっとお話聞きたいです」って



鈍いものだから初夏のご飯のときのそんなサインさえ分からなかった私だけど



愛する人となったら すっかり夢中になって一途に熱量が増していく



「今お付き合いしている人はいるの?」と草木の茂る夏の終わりに踏み込んで応えた



耐える前提だけれど,無口はせつないから愛の言葉をちょうだい



色気の出た瞼にも見とれて吸い込まれそうになる




「長い1年だった」と年末に噛み締めている横顔が印象深いのと その一部になれて嬉しい


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