ブックカバーチャレンジ一日目(2020/04/28)


高校の同級生で、表参道のセレクトショップHOEKをご夫婦で営んでおられる @toustouさんからのバトンを受け取りました。
せっかくなので、自宅にある細々したものとマッチングさせてみます。

と言うわけで本日は、そのHOEKさんにて購入したねずみのグリーティングカードに合う本を。ちなみにお店にうかがった時にねずみの猛攻に悩まされておりまして、ねずみ避けに買ったものです。普段はキッチンの収納に飾ってます。
本日は、そのねずみくんにちょっと似てるぶたぶたくんが主人公の「ぶたぶたくんのおかいもの」をご紹介します。

 著者の土方久功は、日本の植民地であったパラオに渡り、そこで10年以上美術教師を務めると共に、現地の美術や生活習慣について調査した人物。パラオでは晩年の中島敦とも交流があったそうです。

 この絵本について語る際、誰もが口にする「かおつきぱんのじょうとうぱん」の造形には、たしかに南洋の美術を思わせるものがあります。

 ぶたぶたくんがぶたぶた言いながらお使いに行って帰ってくるだけのお話ではあるのだけど、テンポのよい言葉選びと、単純な可愛らしさとはどこか違う挿絵が印象的でこどもの時から大好きな一冊です。最後のページが「ぶたぶたくんのあるいたみち」という地図になってるのも良いんですよね。少し不安になりながら頑張っておつかいしたんだな、とわかって。

 HOEKさんはただいま休業中ですが、Webショップでの販売は続けてらっしゃいます。

 表参道の喧騒を忘れてしまえる、ミニマムで隠れ家的な空間です。

 明日以降も、写真の練習と文章を書きたい欲の発散を兼ねて一冊+お供の品をご紹介しますね

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