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下北沢BOOKSHOP TRAVELLERにて、珈琲&紅茶本コーナー展開中です。

むかで屋Booksが場所をお借りしている下北沢のBOOKSHOP TRAVELLER様にて、「珈琲&紅茶本」コーナーを展開してます。

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昨年11月からやっていた「女子力UPしそうでしない本」が私なりに手応えありだったので、2~3か月を1サイクルにテーマを変えて展開していこうかと。

と、言うことで次のテーマは「CoffeBreak&TeaTime with Books」です。

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「珈琲と紅茶」に関する本だけでもたな一つ埋めることは可能(特に最近は類書も多い)ですが、そこはちょっと範囲を広げて、「読んでいて珈琲と紅茶を飲みたくなる本」「珈琲と紅茶を傍らに置いて作られてそうな本」も選定してます。

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棚全体はこんな感じ。左半分が文庫、右半分が単行本です。

最近ようやく、「本を圧縮陳列すると売れない(少なくともBSTでは)」という真理をつかみました。あと、ガチガチに分野分けする必要もなくて、フィーリングでつないでいく感じがいいのかな、と。

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棚脇のスペースも使わせていただきました。

「ますく堂なまけもの叢書(ますく堂さんが大阪に移転されるーなまけもの叢書自体の活動は続くと思いますがーので、欲しい方は早めに入手されるの推奨です)」や保育社カラーブックス、太陽のヌード写真特集などがあり、いちばん濃度の高いコーナーだったりします。

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実はなまけもの叢書のこの号、芥川賞候補の李琴峰さんが鼎談に加わってます。

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こんな特集号も好評です。

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珈琲本、紅茶本のご紹介に移ります。ちなみに、「まっ白な嘘」は嬉しいことに今日お買い上げいただいたので、次回うかがうときにまたお茶のお供になりそうな小説を補充しておきます。

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玉村豊男さんの「旅の雑学ノート」シリーズ。海外生活紹介本の中でも、「生活のディティールを淡々と詳しく記述」している本です。かといって、いわゆる「ガイド本」みたいな情報提供に特化した本でもなくて、読み物としての強度もとても高い。

無論、刊行時と今では状況も変わっているとは思うのですが、「考現学」的な興味を満たしてくれる本なので、いまでも充分に楽しめるかと。そして、カフェかパブに駆け込みたくなる。

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「山とコーヒー」というタイトルと、ラフなオシャレさを醸し出す装丁をわりと全力で裏切ってくれる漫画です。

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山崎まどかさんは、私の興味と趣味のベースを作って下さった書き手の一人。銀座ウェストのリーフパイも、京都「喫茶ソワレ」のことも、私はこの本に初めて教わりました。

ブックレビューとしても、ディスクガイドとしても、映画紹介本としても、かなり「ガチ」なのですが、「ガチであることと乙女であること」というのは対立概念ではないし、「ガチ」であることも「乙女」であることも誇っていいのだと私は山崎さんに教わりました。

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直接にコーヒーや紅茶に言及した本ではないのですが、いわゆる「セクシャルマイノリティ」(刊行当時はあまり流通してるとは言いがたい言葉だった)の当事者さんたちが、よい意味で「茶飲み話」的なフランクさで持って自らの性的志向・指向・嗜好について語り尽くしている本です。

むろん、茶飲み話を茶飲み話として成立させているのは、自身も同性愛者であることをオープンに活躍されていた伏見憲明氏とゲストスピーカーのみなさんとの信頼関係ですので、身近なセクシャルマイノリティにこういう質問をぶつけるのはやってはいけないこと。

とはいえ、やはり分からないことは分からないし、分かりたいことは分かりたい。そこは当事者に直接疑問をぶつける前に、こういう茶飲み話をしっかり読んでみる(もちろん、ここで語られているあれこれはあくまでもここに登場する方々個々の視点に依存する「事実」であるという留保はつけたうえで)というのも、いいんじゃないでしょうか?

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最近地味にいろんなテーマを収集している「日本の名随筆」からは珈琲です。

いつものことですが、全打順全打者四番打者と言いたくなるような、オールスター的人選。

その他、あの伝説のエッセイストのジャズ論、アガサクリスティの小説の「珈琲描写」を解説した本、京都育ち英国在住のエッセイストによる京都人のメンタリティ(「ぶぶ漬け」伝説とは果たしてただの伝説なのか?)解説本など、色々ございます。

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お買い求めの方には、「コーヒーチケットしおり」か「ティーバッグしおり」を差し上げます。

(最初から本に挟み込んであります。もし見当たらない場合は最後に記述するメアドにご一報いただければ、こちらからお送りします)


​BOOKSHOP TRAVELLERは下北沢駅南西口より徒歩5分ほど。

お店の営業は月・火・金・土・日ですが、木曜日も営業する週があるなど、イレギュラーなので、必ず下記のカレンダーかBSTのTwitterアカウントをご確認下さい。

むかで屋Booksにつきまして何か疑問点、お問い合せなどございましたら、以下のアカウント、もしくはメールアドレスにご一報下さい。

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