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【初珈琲編 61】「沖縄・大宜味村 安里コーヒー農園」 中浅、中、中深煎り

「コーヒーチェリーままの果実感」

先日見学させていただいた、沖縄本島中北部の大宜味村、安里コーヒー農園さんのコーヒー。

品種はイエローブルボン。

まずは生豆。

沖縄の生豆は小さい印象を勝手に持っていますが、こちらの豆は小さいということはなく。少なくとも一般的なモカやブラジルの豆よりは大きな印象。

そして、これまで嗅いだことのないような香り。
これが何の香りか少し考えた後、
「コーヒーチェリーの香り」。

なかなかの衝撃です。
生豆でコーヒーチェリーの香りをダイレクトに感じたものは過去に覚えがなく。
ほんの2,3ヶ月前に収穫され、精製された生豆。
海も渡っていないこともあるんでしょうか(自分が渡りましたけど)。

焙煎について。

過去に数回、沖縄産の生豆を焙煎したことがあります。
沖縄の豆の焙煎は独特感があり、少し難しく感じることも。
1ハゼも2ハゼも、来ない(=豆がはじけない)こともあり、そうすると焙煎の進み具合が分かりにくい。
ので、いつもより緊張感を持って焙煎スタート。

結果、1ハゼも2ハゼもあり比較的焙煎しやすかったですが、1ハゼが少し早めから始まって、かつ長めだったり、その他、少しいつもと違う感じもありましたが、問題なく焙煎完了。

そしてお味の方。

浅めから深めまでいずれも、ハニー精製っぽさを感じさせるようなワイン感。
(先日現場で頂いた、アナエロビックな精製のものに比べれば幾分落ち着いたワイン感です)

また「フルーティ」という表現が、今回はよく当てはまります。
そしてどんなフルーティさかと頭を巡らして思い浮かぶのは、コーヒーチェリーの果実感。

(コーヒーチェリーの豆なのでコーヒーチェリーの果実感はある意味当たり前かもしれないのですが、一方でそのように表現されることはほぼ無いのも事実。コーヒーチェリーの味が一般的ではないので。)

浅めだと軽い酸味と柔らかいワイン感、そしてコーヒーチェリーの甘さを感じます。
深めになるとワイン感がしっかりして、コーヒーチェリーの甘さとともにナッツ感も少々。

これまで飲んできた沖縄産のコーヒーも、品種や栽培・精製方法なども異なるので一概には言えずいろんな味がありますが共通しているのは、他のどの国のものとも違う特異な味ということ。

沖縄産コーヒーはまだまだ未知の領域。
今後も機会があればぜひ、いろんな沖縄県産コーヒーを試させて頂きたいと思います。

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