詩「ずっと友だち」

　きみと出会って
　そんなにたっていない
　もう何年も遊んでいるような

　毎日くだらないことで笑い合って
　毎日意味のない遊びをして
　毎日いっしょにかたを組んで
　毎日相談に乗って乗られて

　ささいなことでケンカして
　口をきかないときもあったけど
　いっしょにいない時間が
　あまりにもつまらなくて
　おたがいにごめんって
　仲直りしたよね

　ここから先の道に
　分かれ道があったとしても
　きみが先に進んでいくとしても
　ずっと友だちでいたい

　いつもとは言わないけど
　ときどき連絡してほしい
　そして声を聞かせて
　こっちからも連絡する

　いつもとは言わないけど
　ときどき思い出してほしい
　笑い合っていた日々を
　こっちも思い出すよ

　それだけで
　ずっと友だちでいられるから