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老類学こと始め

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老人は人類に入るか。 厚労省はぎりぎりと考えている。財務省は入る訳ないだろ、予算の肥大に繋がると考えている。 首相は寿司を食うだけ。余計なことはいわない。 隣りに人類もどき… もっと読む
たぶん、じきに85歳で、youtube2本もやり、noteには毎日書き込み、FC2、ライブドア、ア… もっと詳しく
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小説「芙美湖葬送」順不同・読み切り版

4医師は時間の問題といった 間隔が空きました。欲張って、年寄りの冷や水で,同時並行で「芙…

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小説「死ぬ準備」順不同・読み切り版

4首謀者モーナ・ルダオ 21.11. モーナは身長六尺の偉丈夫である。霧社一帯の実力者だ。統率…

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小説「死ぬ準備」順不同読み切り版

3ー宝の島台湾の純朴で勇敢な高地民族 霧社事件とは台湾高地民族・通称高砂族が起こした反乱…

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小説「芙美湖葬送」読み切り版

明け方に気温が下がり始めた。  霧が病院全体を覆い始めた。乳白色の霧が、汚れた病院の外壁…

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小説「童女トン」ー3

一難去ってまた一難  警察といえば「おまわりさん」。そういわれる時代は安定した時代だ。学…

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小説「芙美湖葬送」①読み切り版

病状記録用「短歌もどき」:短歌の素養なし。中学生時代に若山牧水とか石川啄木が好きだった。…

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小説「童女トン」2-読み切り版

母・トンは小島で生まれた 幼名をトンという。三回再婚したからその都度姓は変わった。でも名前は変わっていない。いや、トンじゃない、本当はトシだ、と母は怒る。当時は戸籍謄本も筆記謄写だったから、役場のアホが書き間違ったのだと、母は怒った。 その通り。トンは幼名である。ええ、ちょうちょうトンぐぁや? おやおやトンちゃんじゃないか?こんな具合に子供に話かける言葉だ。それがそのまま戸籍に載った。100年以上も前のことだ。いまさらいっても始まらない。当時はすべて筆耕謄写版だから。職員が

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小説「童女トン」1

この小説は母トンの墓標です。「死ぬ準備」「芙美湖葬送」それにこの「童女トン」が加わって、…

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コロパラピックの思想

2021.10.24(日)朝の収穫 ウエブファーム的課題提出。若者、頭いい、勇気ある、エネルギーある…

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小説「芙美湖葬送」・掲載順序不動版

芙美湖、湖に還る 人は生まれ、生き、やがて土にかえる。思いも一緒に。土に埋める人もいるし…

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香月康夫的巨岩:立花隆

今朝、立花隆の再放送を見た。タイトルは不明である。例によって「知の巨人」と紹介された。彼…

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淡谷のり子 夜のプラットホーム

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#2020年代の未来予想図

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小説「死ぬ準備」の休憩時間:藤圭子:嘆き、恨み、消えた詩人

この唄聴いてください。https://www.youtube.com/watch?v=QDw9m4tY_Rc きれい。息が詰まりそう。この頁は小説「死ぬ準備」の番外地。 そんな感じ。語るのは藤圭子のこと。昔ねえ。あった。今もある。新宿小便横丁、「しょんべん」と呼んでほしい。貧乏人から金持ちまで、たまに立ち寄りたくなるヘンな横丁。そこではまだ昭和三十年代が生きている。多くの心優しいのん兵衛が、下級教師や、売れない絵描きや、アル中気味の板さんもいた。ここで一杯やれば包丁の捌き