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「紫陽花咲き誇るお山の上の古社~東京都文京区・白山神社」

平安時代中期に加賀一宮・白山神社を勧請し創建された白山神社、江戸時代に巣鴨原(現在の小石川植物園)に移築されましたが、徳川綱吉の屋敷造営のため、現在の地に移ってきました。1655年のことです。
そのため、綱吉と生母桂昌院の厚い帰依を受けた神社です。
 
いつの頃からか、隣接する白山公園を含め、約3000株の紫陽花が咲き誇るようになり、毎年6月には、あじさい祭りが行われます。また、境内にある浅間神社は、富士塚の頂きにあり、満開の紫陽花がお山を煌びやかな彩りに変化させます。
 
東京の町は、小高いお山と谷の連続です。
白山神社は、お山から谷に向かった途中に位置しています。
下町ではないのに、そんな雰囲気もする場所、懐かしさを感じる時間を共有できます。
金色の目をした狛犬や境内に数多くのお社が同居している姿、不思議な空間とも言えますね!

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