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2023 ムドラの蜜蜂@横浜

現在、Mudra Tokyoでは、「オーガニック&ホリスティックに、波動高く生きる」術を会得するための、さまざまなアクティビティを通年で展開しております。

さて、今回ご案内するのは、「ミツバチ」に関するものです。

2023年春より、自然保護NPOが展開する、野生の花バチ(ニホンミツバチ、ツツハナバチ etc.)の保護観察プロジェクトに参加しております。

田んぼをやり(https://mudra-tokyo-kome-sagamihara-2023.peatix.com/view)
畑をやり(https://mudra-tokyo-hatake-sagamihara-2023.peatix.com/view)
狩猟をやり(https://mudra-tokyo-hunting-2023.peatix.com/view)

衣食住の「食」のジグソーパズルをちょっとずつ集めていった先に、新たに見えてきた世界。

それが、”ミツバチ”でした。

農作物の受粉には、ポリネーター(花粉媒介者)であるハチの存在は欠かせません。ハチ達が地球の生態系を支えてくれてます。

そもそも、蜂蜜は大好物でしたので、当初は、養蜂をやって、自ら採蜜してみたいという思いがありました。と同時に、自然生態系のバランスが崩れることによって引き起こされているとされる、昨今の「ミツバチの激減」という環境問題を、改めて考える、良いきっかけになるかなと思ったのです。

そのタイミングで出会ったのが、上記のNPO団体でした。

「世界中でミツバチが激減していると言うが、それは違う。正確には、ニホンミツバチを含む、野生の”花バチ(ハナバチ)”が減っている。にもかかわらず、ミツバチという単語が独り歩きをしているため、養蜂で飼育されるミツバチ(セイヨウミツバチ)までもが一緒くたにされ、環境保護の論点、アプローチがおかしな方向に向かっている」

ハチを指す英語は、BeeとWaspの二つがあります。Waspは、スズメバチなどの狩りバチを指し、Beeは、狩りバチ以外の、ハナバチ全般を指します。ミツバチ、マルハナバチなどは、ハナバチの一種であり、Beeに属します。

お恥ずかしいことに、無知な私は、ミツバチには、野生のニホンミツバチと、養蜂で飼育される「家畜」としての、セイヨウミツバチの2種類いることを、それまで知りませんでした。

養蜂は、経済活動ですので、仮に、昔はなかった環境の変化や農薬によるミツバチの減少があったとしても、人間側の需要に合わせ、飼育個体数の増減は可能です。FAOの 統計からも、ミツバチ(セイヨウミツバチ)の数自体は全世界的に増加傾向にあることがわかります。

そして、もう1つ、養蜂の懸念点として挙げられるのは、在来生態系への影響です。ニホンミツバチの行動半径は2kmであるのに対し、セイヨウミツバチは4km。蜜源の独占、感染病の伝播、分蜂放置なども、避けて通れない問題です。

「環境破壊により、住処を奪われ、減少の一途を辿っているのは、野生のハナバチである。この野生ハナバチにフォーカスを当て、保護活動をすることが、生物多様性を守り、真の自然保護に繋がる」

このコンセプトに基づき展開しているのが、下記2つの保護観察プロジェクトです。観察データを収集し、未来に繋げます。

①ミツバチ巣箱プロジェクト
(野生ニホンミツバチのための巣箱を5個設置して、ありのままを観察し、レポートを本部に提出。手を加えることをせず、採蜜もしない)

②ハチ宿プロジェクト
(野生ハナバチのうち、単独活動し、産卵場所に筒状のモノを好む、借孔性ハチ類のために考案された巣箱をハチ宿と呼ぶ。このハチ宿を制作、設置して、観察)

野生のハナバチが住処となる場所は、いくつかの条件があります。

その条件を満たす場所を求め、2022年11月から2023年3月までの4カ月、神奈川県内の至るところを奔走。数多の土地所有者、自治体の方々にお会いし、巣箱設置の協力を求めるも、ことごとく断られる始末。

3月末の分蜂シーズンに合わせ、巣箱設置を完了させなければならないにも関わらず、3月上旬の時点で全くの白紙状態。

もう今年は間に合わないかな、、と心が折れかけたところに、横浜の『里山をいじらずに、そのまま保護する』というユニークなコンセプトの公立公園に出会うことができたのです。

すぐにプロジェクトに賛同していただき、ようやく巣箱を設置することができました。

もう本当に感謝しかありません!

こうして、なんとか2023年春にスタ-トし、現在は、仲間と共に、月1で定期観察を実施しています。

ただの蜂蜜好きで、右も左もわからないところから、ちょっとずつ、ハチに関する知識を深めていき、そして、その視点を通して、世界を見ると、新たな発見も生まれます。こうして自分が変容、成長していくこと自体が嬉しいです。

活動開始から9カ月経ち、作業にも慣れてきましたので、一緒に定期観察をしてくださる新規メンバーを募集します(上記リンクよりどうぞ)。お待ちしております✨

🐝2023 ムドラのミツバチ@横浜🐝

巣箱の組み立て、焼き入れ:2023/03/18

本部からの現場視察:2023/03/25

巣箱設置開始日:2023/03/30

ハチ宿の組み立て:2023/08/12

ハチ宿の設置:2023/10

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