ぬかいらずでほっとくだけ!一番めんどくさくない「たけのこのあく抜き」
たけのこの成長スピードは凄まじく、旬になるとあちらこちらからおすそわけをいただくという人も多いはず。もらったはいいが困るのはあく抜き。吹きこぼしたりシンクを詰まらせながらぬかを使ってじっくり茹でる…必要はないんです!拍子抜けするほど簡単なたけのこのあく抜きの世界へようこそ。
たけのこのあく抜き
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たけのこのあく抜きといえばぬかと鷹の爪というイメージがありますが、ぬかを使ったあく抜きはうっかりすると吹きこぼれてコンロが大惨事になったり、茹で汁を捨てる段階でシンクがガビガビになって詰まったりと何かと面倒。
ということで、ぬかを使わない割とスマートなあく抜きをご紹介します。
①たけのこの皮を剥いて切る
たけのこはなるべく新鮮なうちに皮を剥いて使いたい大きさに切ります。この日は焼いて食べたかったので穂先をくし形に(右下)。
縦半分に切り(左上)、両手で皮を剥いてたけのこの部分を外し、下にあるイボイボの部分を削ります。ちなみにイボイボの部分はピーラーで剥くと簡単で無駄がありません。この部分が紫色なら鮮度良好、鮮度が落ちたものは黒ずんでいます。
皮に残った姫皮の部分は包丁を当てて切ります。茶色く色づいているところは硬いので、クリーム色のやわらかい部分だけを切り取って。
小さいたけのこ5本ほどの姫皮はこちら。案外量がある…!やわらかくて食べやすく、むしろたけのこは姫皮が主役と思ってるタイプなので必死になって姫皮を集めます。
姫皮はあくが気にならないのでそのまま味噌汁に。ゆでたふきと一緒にごま油で炒めて味噌煮にしてもおいしいです。
②大根をおろす
大根は使う直前におろします。皮ごとおろせばおろし金を使ってもフードプロセッサーで時短してもOK。
③大根おろしの汁につける
大根おろし、水、塩を混ぜたものに生のままのたけのこをつけます。【大根おろし+大根おろしと同量の水+全体の1%の塩】を基本とし、あくを抜きたいたけのこの量によって量を加減します。
例)大根おろし400g+水400ml+塩8g
最低でも1時間、できれば2時間ほどつけましょう(大根おろしって独特の匂いがするのでキッチンの窓を開けて風通しをよくし手作業ましょ)。
④水洗いして茹でる。
大根おろしの汁から引き上げて軽く洗い、沸騰したお湯で軽く茹でます。すでに使いたい大きさに茹でてあるので茹で時間が短いのもポイント。棚の奥にしまった大鍋を出す必要も、何時間もつきっきりで茹でる必要もありません。
ちなみに大根おろしは粒子が荒いのでザルで水を切り、絞って捨てるとシンクが詰まらずスマートですよ。
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今年はたけのこが豊作らしく、確かに比較的リーズナブルなような…。水により格段に香りがいい旬のたけのこを思いっきり味わってくださいね。
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