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【遊戯王MD】手札1枚から究極竜魔導師

※遊戯王MDと銘打っていますが、今回は未実装の新規カードを取り扱っています。紙は触ってないんですが、展開を思いついたのでMDを使って解説します。

こんにちは、radonです。

今回取り扱うのは《究極竜魔導師》です。
また面白いカードが発表されましたね。

究極竜騎士を彷彿とさせるカードで文字列の印象が紛らわしい
ルビはマスター・オブ・ドラゴンマギア

融合・効果モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻5000/守4000
「青眼の究極竜」(または「ブルーアイズ」モンスター×3)+「カオス」儀式モンスター このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
①:相手が効果を発動した時に発動できる (このカード名のこの効果は魔法・罠・モンスターの効果に対してそれぞれ1ターンに1度しか発動できない)。 その発動を無効にし破壊する。
②:表側表示のこのカードが相手によってフィールドから離れた場合に発動できる。 自分のEXデッキ・墓地から「ブルーアイズ」モンスターか「カオス」儀式モンスター1体を特殊召喚する。

普段マスターデュエル専門で紙の方の遊戯王は触っていないんですが、眺めているうちにある点に気が付きました。

融合素材に《青眼の究極竜》を指定しているということはドロドロゴンで代用しつつ融合できるのでは……?

シンクロギミックから融合ギミックへ移れる面白いカード

もう片方の素材にカオス儀式を要求しているので、シンクロ召喚の動きが取り入れられて、なおかつ儀式をサーチできる動きがあれば可能です。

というわけで、究極竜魔導師を手札1枚から出すルートを考えて来ました。

まだマスターデュエルには実装されていないので、同じ融合素材で出せる究極竜騎士で代用した盤面になりますがどうぞ。


1.はじめに

このギミックでできること。

・1枚初動から究極竜魔導師
・ついでにリンク3モンスター
※今回は咎姫+アンブロエールのパッケージ

2.ギミックの紹介

必要なカードはメインデッキ9枚、EXデッキ8枚。
イゾルデ展開の素引きケアを考えるともう少し膨らむと思います。

EXデッキの究極竜騎士は究極竜魔導師のプロキシです。タイラントは究極竜魔導師が除去された時に出す用のカードです。
ハレが蘇生できればいいので、迷わし鳥の部分は火叢舞でもいいです。

インヴォーカーから始めるギミックなので、初動はレベル3モンスター2体を並べられるならなんでもOKです。

インヴォーカー展開

1、レベル3モンスター2体でエクシーズ召喚、ランク3インヴォーカー
2、インヴォーカー効果でモーニング・スターリクルート
3、モーニング・スター効果でヒロイック・コールサーチ
4、インヴォーカー+モーニング・スターの2体でリンク召喚、リンク2イゾルデ

~ここからイゾルデ展開~

イゾルデ展開

1、イゾルデ特殊召喚時効果でカオスソルジャーサーチ
2、イゾルデ効果で水舞踏墓地、リナルドリクルート
3、リナルド効果、墓地から水舞踏回収
4、リナルドに水舞踏装備、そのままバウンスしハレリクルート
5、ハレ効果、迷わし鳥サーチ、そのままハレに装備
6、火属性・戦士族がいるのでリナルドをチューナー扱いで特殊召喚

~ここから究極竜魔導師展開~

究極竜魔導師展開

究極竜騎士は究極竜魔導師のプロキシ

1、リナルド+ハレの2体でシンクロ召喚、レベル4ルイキュー
2、ルイキュー効果、自身のレベルを1下げレベル3に
3、迷わし鳥墓地効果、ハレを蘇生し装備
4、ルイキュー+ハレの2体でシンクロ召喚、レベル6ドロドロゴン
5、ルイキュー効果で月光黒羊サーチ
6、月光黒羊効果、自身を捨てて融合サーチ
7、融合発動、ドロドロゴンとカオスソルジャーで融合召喚、究極竜魔導師

~ここからリンク3展開~

リンク3展開

1、ヒロイック・コール発動、リナルド蘇生
2、イゾルデ+リナルドの2体でリンク召喚、リンク3咎姫
3、咎姫効果、リナルド蘇生
4、咎姫+リナルドの2体でリンク召喚、リンク4アンブロエール

展開は以上になります。
究極竜魔導師によるモンスター・魔法・トラップを1回ずつ無効、墓地の咎姫による特殊召喚に反応して破壊の盤面です。

盤面にイゾルデが残ってしまいますが、インヴォーカーを経由せずに直接イゾルデ展開から始めることもできます。
その場合、盤面に立つ妨害が究極竜魔導師1体だけなので若干不安です。

3.余談

~長いんで読み飛ばして貰ってもいいです~

冒頭でも触れた通り、ドロドロゴン出せるデッキなら出せるなってなったのが着手したきっかけです。
ただもう片方の素材にカオス儀式要求されるのが重いな〜ってなりましたが、幸いにも儀式カードはアーデクでサーチできます。
アーデクとドロドロゴンを出せるギミックと言えばアウローラドンがあるので、漠然と構築を練り始めました。

問題は儀式カード2枚を揃える手段です。
アーデク2枚を揃える、もしくはアーデクを蘇生して使い回すなどが考えられます。

ただ、アーデクのサーチ先を高尚儀式術にするなら1枚で済むうえに、コストの通常モンスターの捻出も、アーデクに繋げる前にイゾルデのサーチ効果で通常戦士族をサーチすれば賄えるのでギミック的に無理がないと思いました。

となると別にアウローラドンにこだわる理由はないわけですが、結局ドロドロゴンを出すためにレベル2チューナーが必要だったので当初構想していたアウローラドンを使った動きに一度戻ってきました。
イゾルデは場にモンスターが並びやすく、アウローラドンに繋げるのはバリケイドベルグを使えば簡単です。

このギミック自体はイゾルデからアーデク、ドロドロゴンに繋げられればできるので、アウローラドンに頼らずとももっとスマートなルートがあるかもしれません。
もっと言えばアーデクとレベル2チューナーが用意できればそのままドロドロゴンが出せるので。

ぱっと思いつく範囲だと、イゾルデ展開から御影志士をエクシーズ召喚、アダマシア・リサーチャーをサーチするなどでしょうか。
何とか他にレベル4モンスターを捻出する手段さえあればドロドロゴンを出せます。
レベル3モンスターを2体並べつつレベル4モンスターを用意する動きだと、幻影騎士団や夢魔境などありますし、割と現実的です。

他にもレベル2チューナーを絡めてゴヨウディフェンダーを並べつつ、イゾルデ展開からエルフで蘇生する等も考えられます。

どちらにせよ初動が限られるので、レベル3モンスター2体を並べるだけでいい今回紹介したギミックとは一長一短ですね。

そして回しているうちに思い至ったのが、ルイ・キューピットからサーチできる月光黒羊の存在。
月光黒羊は融合をサーチ出来るのでカオス儀式を場に出す必要もなく、イゾルデからカオスソルジャーをサーチするだけでいいです。
これなら動きもシンプルでメイン・EXともに必要なカードも抑えられるということで、最終的に今回紹介したギミックになりました。

結果的にドロドロゴンの融合効果は使わなくなってしまいましたが、簡単に出せる融合素材代用モンスターという強みは活かせてるかと思います。

4.おわりに

というわけで今回はインヴォイゾルデを使った、1枚から究極竜魔導師を出すギミックを紹介しました。

いうほど手札1枚から究極竜魔導師出したいか? という疑念はさておき、ほぼほぼ無駄がない動きになったかと思います。

やはり初動にPUNKギミックが使えるインヴォイゾルデ展開は誘発受けが良くて~と言うのは過去の記事でもう何回も書いてますね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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