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個人の自由はどこまで認めるべきか

スチュアート・ミル 1806〜1873年

お酒もタバコも私の勝手でしょ?

個人の自由はどこまで認めるべきか
カントは自分の欲望を自分でも抑えられるのが本当の自分だと説きましたが

人が何かをするとき、それが欲望なのか義務なのか
周りには伝わりません。
欲望か 自分が決めた義務か
その区別は社会の中で個人の自由をどこまで
認めるかを考える際に役立たない

この問題を考え抜いたのがミルです。

どのような場合に社会が個人の言動を規制するべきなのか
「人によって異なる好み」という尺度を取り入れ

「他人の意見を押し付けられることが少ない方がいい」
とミルは考えた。

どんな人でも他人に危害を加える自由はない
それ以外
各人の判断に任せるべきだ。

そして
愚かである権利もある。
そのかわり責任はある。

チャールズ・ダーヴィン 1809〜1882年

自分らしさって何?
変化することはいいこと?

例えば「男らしく(女らしく)」あろうと努める人は男(女)という目標に自分に合わせる必要がある。
私らしくするには常に「私らしさ」という目標に自分を一致させないといけず、そこで変化の可能性が否定される。

自分らしさ、こだわるのは過去に縛られることだ。

ダーヴィンは、優れた生物、人間など区別しないことにより進化論を作り出した。

私たちも生物ですから、生きることが本来の目的だとすると、生き残る為に変化していってはいけない理由はありません。


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