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東京魚日記39 (指輪型マーフォーク)

皆さんこんばんは、どーもくんと申します。
今回は《一つの指輪》を採用した指輪型マーフォークデッキについての記事となります。


1.指輪型マーフォークとは

《指輪物語:中つ国の伝承》発売後のモダン環境において、緑単トロンや4Cオムナスに採用され《オークの弓使い》と並び一気にモダン環境を定義するカードとなった《一つの指輪》。

懐の深いことに定評のある(?)マーフォークですがYUNGDINGO氏により拡散型マーフォークにその居場所を見つけ、見事MO5-0リストにその軌跡が刻まれました。

《楽園の拡散》と《メロウの騎兵》が揃った場に、1~2マナのマーフォーク呪文を唱えることで《楽園の拡散》付の土地 or《一つの指輪》を手札のマーフォーク呪文の枚数分だけアンタップが可能になります。

これにより大量に並んだロードでパンプされたマーフォークによるビートダウンや《一つの指輪》による大量ドローからの《タッサの神託者》で特殊勝利を狙うという、コンセプトのデッキ構成となっています。

今回はYUNGDINGO氏のリストを参考に《集合した中隊》との併用を目指したリストを作成、大会に臨んで参りました。


2.デッキリスト

Ring Company Merfolk 

最速3ターン目の《集合した中隊》《一つの指輪》着地を目指した構成です。また、直近ではカスケードクラッシュやリビングエンドなどの続唱系デッキの隆盛から《虚空の杯》をメインから2枚の採用としました。
 


3.大会結果

晴れる屋TC東京 平日モダン3回戦
デッキ:Ring Company Merfolk

〘8/16 14:00の部〙

 R1 青単コントロール ○○
 R2 ヨーグモス医院 ✕✕
 R3 5C独創力      ✕✕

〘8/16 17:00の部〙
 R4 ティムールカスクラ ○✕○
 R5 白単コントロール  ✕✕
 R6 白単ハンマータイム ○✕○

〘8/17 11:00の部〙
 R7 カウンターモンキー  ○○
 R8 アミュレットタイタン ✕✕ 
 R9 青単マーフォーク   ○✕✕

結果としては2日間を通じて4勝5敗と負け越し。
敗れた5戦中4戦はストレート負けと課題が残る結果となりました。

R1 青単コントロール (df)
青単色の硬派なコントロールとの一戦。G1、2ともに《魂の洞窟》を初手にキープし、ロードを横並びして殴りきって勝ち。G2に《一つの指輪》をキャストするもしっかりカウンターされて使用感は掴めず。

R2 ヨーグモス医院 (df)
G1は《マーフォークのペテン師》で不死持ちクリーチャーを捌きながら《一つの指輪》をキャスト。しかしカウンター3回目の能力起動時(3枚ドロー)に《オークの弓使い》を合わせられて負け。続くG2も《スランの医師、ヨーグモス》のコンボを止められず負け。

R3 5C独創力 (pf)
G1は《集合した中隊》から横並びと《一つの指輪》のプロテクションでキルターンをずらすも、《レンと六番》奥義からの《稲妻》回顧の連打で負け。G2は2枚の《鏡割りの寓話》からのトークンビートを止められず負け。

結果:1-2


R4 ティムールカスケードクラッシュ (df)
G1はお相手の土地が2枚で止まって勝ち。《ロリアンの発見》《インダサのトライオーム》《火+氷》からティムールカスケードクラッシュと推察が出来た。G2は《虚空の杯》X=0の設置には成功するも、今度はこちらの土地が2枚で止まって負け。G3は先手の利を活かしてサイトークンに殴られるより先に島渡りで殴りきって勝ち。

R5 白単コントロール / タッチ青緑 (df)
G1は《スカイクレイブの亡霊》× 3体にこちらのクリーチャーを処され、《一つの指輪》の重ね掛けでリソース差を稼がれて負け。G2ではクリーチャーを《孤独》と《虹色の終焉》に処されるも、こちらはクリーチャーを引けずに負け。

R6 白単ハンマータイム / タッチ青 (pf)
G1は《スカイクレイブの亡霊》× 3体にこちらのクリーチャーを処され、《一つの指輪》の重ね掛けでリソース差を稼がれて負け。G2ではクリーチャーを《孤独》と《虹色の終焉》に処されるも、こちらはクリーチャーを引けずに負け。 
 

結果:2-1


R7 カウンターモンキー (df)
《定業》と《アーノルの焔》採用型。
G1では1ターン目《楽園の拡散》スタートで順調にマナを伸ばして6/6《濁浪の執政》を尻目に島渡りで殴りきって勝ち。G2は2ターン目《虚空の杯》X=1から《集合した中隊》で横並びからの殴りきって勝ち。※ 《定業》は《考慮》、《アーノルの焔》は《表現の反復》の枠にそれぞれ採用との事でした。

R8 アミュレットタイタン (pf)
G1、2ともに3Kill×2で負け。
G2では《集合した中隊》で横並べしたクリーチャーの上からコンボを通され為すすべも無し。初手は《否定の力》をキープしましたが《緻密》での妨害が必要なマッチアップでした。

R9 青単マーフォーク (df)
フェッチ、ショックインを多用する拡散型とは相性の悪い青単型とのミラーマッチ。
G1は後手+お相手1ターン目《霧の呼び手》スタートとなりましたが、こちらの《メロウの騎兵》《マーフォークのペテン師》とお相手の《アトランティスの王》を上手く使って勝ち。G2、3では《霊気の薬瓶》からの横展開に追い付けず負け。

結果:1-2

3大会 合計:4-5


4.所感

今回は《一つの指輪》を使った構築でしたが、なかなか癖のあるカードで上手く使うにはもう少し工夫が必要だと感じました。それが構築なのかプレイングなのかを探りつつ、しばらくは指輪の魔力に魅入られながらデッキを回して参ります。

今回もここまでお付き合いいただきありがとうございました。それでは。

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