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読書記録

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読書記録、響いた文章の引用集
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【読書】20歳の自分に受けさせたい文章講義

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【読書】さみしい夜にはペンを持て

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【読書】「未熟さ」の系譜:ジャニーズ、宝塚

世間を騒がすジャニー喜多川事件。ちょうど、ジャニーズ関連の本が手元にあったので読み返してみた。 ジャニーズや宝塚といった、子どもや学生が主役のコンテンツ。それらが持つ「未熟さ」に焦点を当てた本。タイトルに"系譜"とついている通り、その誕生から興隆までの歴史を辿ってくれます。 ジャニーズを例に出すと、ファンは必ずしも、歌唱力やダンスにプロレベルの質を求めているわけでもない。 むしろ、歌い手の成長過程自体がひとつのパフォーマンスとして成り立っていて、そこの可愛らしさやアマチ

【読書】嫌われる勇気

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【読書】映画を早送りで観る人たち

映画やドラマを倍速で試聴したり、10秒飛ばしたりする人に対する違和感について考察した本。自分も倍速試聴したり、興味ない部分をスキップすることはよくある。 タイトルだけ見ると若者批判する老害本か?と思ったけど、そんなことなかったです。倍速試聴を行う人の理解を示しつつ、その行動原理を社会的背景や若者へのインタビューを通じて説明してくれます。 「作品を鑑賞する」ではなく「コンテンツを消費する」という視点で行動原理を解明していくアプローチが面白い。 世の中は膨大なコンテンツ(映

【読書】武器になる哲学

私のバイブルの1冊です。著者の山口周さんが豊富なコンサル経験をもとに、"使える"哲学や思想のコンセプトを取り上げた本。 よくわからない学問とイメージされがちな哲学を、「いかに役に立つか」「役に立つものだけ紹介する」という功利的な視点でとらえるスタイルは目から鱗。 組織で働くビジネスマンに超おすすめ。以下、本書を引用しつつ、気になった点を記録します。 哲学を学ぶ4つのメリット俗に地頭が良いと言われる人は、この哲学的な思考が自然にできているような印象があります。 1.状況

【読書】イシューからはじめよ

12年前の発売から読者が増え続ける不朽の教科書『イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」』。若手ビジネスマン必読。 イシューは英語の「issue(重要な問題)」からきている用語。 問題は解くものではなく、何が問題かを見極めることが重要。特にAIが浸透し始めてきた中で、世の中の共通認識なってきている気がする。エッジの効いた問題の見極めは、人間にしかできない。 5年前にGLOBISのクリティカル・シンキングを受講した時、ひたすらイシューを特定することの重要性を詰め

【読書】考える人のメモの技術

著者はコクヨの社員。ノートを日本一売る会社の社員が、思考を言葉にする技術としてメモの重要性を熱く語る本。 こういうメモ術というか、言語化術というか、似たようなタイトルの本は書店にずらっと並んでますが、大体は同じ内容が書かれている印象。 この本も大枠は似通ってます。逆に言えば、メモ術が知りたかったらこの本だけでも良いと思います。 ざっくり要約すると、 頭でインプットしたものをアウトプットとして変換する装置が大事 その装置が、メモ モヤモヤを書き出して思考をすすめる

【読書】私とは何か:唯一の本当の自分は存在しない

「多様性」が声高に主張される世の中で、自分のアイデンティティって何だっけ…?と漠然とした不安感に包まれる。自分探しの旅とか言ってインドに旅立つ… そんな悩みを持つ人へ「分人」という視点を提案するのが『私とは何かー「個人」から「分人」へ 』。 小説家 平野啓一郎さん(京都大学在学中に芥川賞受賞)の著書。 10年前の本なんですが、直近1年間でも公式サイトやYouTubeの解説動画が更新されています(本記事末尾にリンクあり)。「分人」は現代人の悩みにとてもマッチした概念。

【読書】同調圧力:息苦しさを生む世間の特徴5つ

同調圧力の発生源は「世間」忖度、世間体、出る杭は打たれる…その空気感が生み出す同調圧力に苦しむ人はたくさんいると思う。言い換えれば、暗黙に合意化されたルール。 そんな息苦しさを解消するには、圧力を生む空気感の正体を具体的にキャッチするのが大切だ、と説くのが『同調圧力(鴻上尚史、佐藤直樹)』。 作家の鴻上さん、学者の佐藤さんの対談をまとめたもの。両氏によると、諸外国にも同調圧力はあるけど、日本はとりわけ強いらしい。 むりやり他人を巻き込んで、同調させる。しかも、やってる側

【読書】教養としての投資:労働者マインドからの意識改革

投資マインドの醸成にオススメの一冊冒頭、こんな危機感をあらわにしたメッセージで始まる『ビジネスエリートになるための 教養としての投資(奥野一成著)』。 特に20~30代の層にフィットする印象。私も20代から株式や投資信託などへの投資を続けており、この本からは多くの含蓄を得ました。 投資は怪しいものじゃない。むしろ、人生100年時代の中で投資を学ばず、銀行に日本円を置きっぱなしにしてる方がリスクとも言われます。 広義の「投資」は株式や仮想通貨などの金融投資だけじゃなく、資

結局ここに帰ってくる

なるほど、いくら客観的になったつもりでも自分(主観)は切り離せない。誰でも気軽に発信できる時代に覚えておきたい言葉。 🔽画像内文章引用元 『社会心理学講義』 https://amzn.to/3EHMnzI

婚活がテーマの小説から一節。 人間関係にどうやって折り合いをつけるか? 現代人は他人の生活が可視化されすぎて、理想が高くなりがちかも。 🔽画像内文章引用元 『傲慢と善良』 https://amzn.to/3kqztzg