初めての炊き出しに参加しました~北九州市・抱樸~
認定NPO法人抱樸
認定NPO法人抱樸の名を知ったのは、SNSで流れてきたことからだと思います。
北九州市を拠点に生活困窮者や社会的孤立状態にあるひとたちを、支え、寄り添っている団体です。
生き抜くこと、そのために分業すること、課題に対して断らないこと、伴走すること。
それを行っているのが抱樸だと理解しています。
Point4に書かれている、「そのひとらしさ」。
慶応大学の前野先生から聞いた幸せの4因子のひとつ、「あなたらしく」にも繋がるなと感じました。
幸せの4因子についてはこちらに記載があります。
第15回コモンズ社会起業家フォーラム
また、2023年のコモンズ社会起業家フォーラムでは、代表理事である奥田さんの話を聞くことが出来ました。
そのご縁から、コモンズ投信のツアーが実現したそうで、そのツアーを通じて炊き出し、深夜のパトロールに参加し、翌日は抱樸を訪ねることが出来ました。
そのときのメモはこちらに投稿しています。
さて、炊き出し
毎月2回、12月から2月は毎週末開催されているとのこと。
わたしが参加した日は比較的暖かい日でした。
でも、週間予報を見ると大寒波到来の気象予報が出ています。
それがこの大寒波(1/23・24あたり)なのです。
炊き出し会場に行ったら、ボランティアの方の他にも、既に支援を必要とする方たちが集まっていましたし、会場に行く途中でも炊き出し会場に向かうひとに出会いました。
テント設営
テントの設営を始めたのは、後から考えれば「なかまの会」の方たちだったのかな。
なんとなく手伝っちゃいました。
流れや段取りもわかっていないなかなので、余計なことしちゃったかなという気もしますので、それは反省点かな。
食料のブース、石鹸や歯ブラシ、石鹸など日用品のブース、衣類や毛布のブースなどがあり、健康相談コーナーや床屋(丸刈り専門)もありました。
炊き出しで配布するお弁当は、協力団体の方たちが担当日を決めて行っているそうですし、炊き出しの回によっては法律相談があるようです。
炊き出し・配布など
食料や衣類が特に人気で、あっという間に長い列が出来て配布されていきました。
皆さん、整然と並んで食料などを貰い、あっという間にいなくなる様子が印象的でした。
元気だったか、などの会話も聞こえましたっけ。
わたしから勝手に話しかけて、迷惑そうにされていた方もいたような。
まぁいっか。
こういう場所でボランティアと支援を必要とする方との出会い、再会やボランティア同士の出会いもあるんでしょうね。
そういう場が存在することだけでもいいなと思いました。
全体が落ち着いたところで青空カフェが開催されました。
りんごのはなし
わたしはそのタイミングで医療相談コーナーの椅子に座っている方に話をしてみました。
その日はりんごかみかんを貰える日で、りんごの話になりました。
りんごは皮の裏が美味しいという話。
子どもの頃、病気になると母親が擦ってもらったりんごがとても美味しかったという思い出話。
そんな話を聞けちゃいました。
勝手な感想ですが、思い出話が聞けるって、ココロを許してもらった感じで、いい感じです。
青空カフェ
その後は青空カフェで、皆さんと一服。
ボランティアの方も支援を必要とされる方とも話が出来ました。
この日は岡山からボランティアで来ている方がいらっしゃいました。
撤去&振り返り
設営から撤去まで、19時15分から21時過ぎまでの間だったかな。
あっという間に時間が過ぎました。
沢山の資材をワンボックス車に見事に詰め込みました。
最後は輪になって、振り返りの時間です。
ボランティア情報のシェアと、初めての参加者の感想のシェアなど。
さて、わたしは何て言いましたっけ。
なんにしても、また炊き出しに参加したいと思いましたよ。
だって、いろんな方と話が出来て楽しかったですから。
また、ご迷惑をお掛けに伺いますね。
では。
関心を持ってくれてありがとうございます。 いただいたサポートは、取材のために使わせていただきます。 わたしも普段からあちらこちらにサポートさせてもらっています。 サポートはしてもしてもらっても気持ちが嬉しいですよね。 よろしくお願いしますね。