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コモンズ平和ジャーニー@広島~PCVツアーに参加して感じたことなど(1日目)~

PCVツアー

PCV?

NPO法人PCVのツアーの参加が、コモンズ平和ジャーニーで実現しました。
平和記念公園をガイドに案内してもらい、ガイドの方、参加者の方と対話しながら、たくさんの発見や気付きをもらえました。
自分で話しながら新たに気付いたこと、ガイドや参加者さんのそれぞれの感想や想いも聞けて、自分だけでは気付けなかったことがたくさん見つけられました。

コモンズ?

主催はコモンズ投信。
コモンズ30ファンドと、ザ・2020ビジョン。
この2つのファンドで、わたしもコツコツ積み立てでお仲間になっています。

ツアーで感じたこと

外国の方が多い!

まず驚いたのは、外国人来訪者の多さ。
わたしの住む福岡でも外国人来訪者は多いと感じていますが、福岡との違いは、住んでいる地域なのかと感じました。
そういえば、ツアーで来られていた方が多かった印象です。

平和記念公園を歩いて~変わったもの、変わらないもの~

1945年8月6日、広島のまちは大きく姿を変えたわけですが、それ以前からの姿を残しているものがありました。
象徴的な建造物として、原爆ドームとして保存されているのは、元の広島県物産陳列館。
それ以外にも、何気に通り過ぎてしまいそうなもの、場所にも残されたものがあり、特に驚いたことが、平和記念公園が元の土地の上に盛土をされ、盛土の下には今も遺構が残されているということ。
緑豊かな公園の下に、まだ当時の遺構が残されているとは。
その他にも護岸や橋、コンクリート構造物などが、当時の姿を今に残していました。

こんな感じで

振り返りの時間~ツアー後~

平和記念公園のツアー後に1回目の振り返りの時間。以下、わたしがその時に思ったメモです。

・わたしたちは時間軸上にいる。
・今は過去の積み重ね。
・今の時点、昔のあるときから見て変わったもの、変わらないものがある。
・未来はこれから創ることが出来る。

わたしが一緒に平和記念公園を歩いた仲間からの発言メモです。※わたしが勘違いなどしていたらごめんなさい。とにかく、仲間がいろいろなことを感じて、それを共有できたことがとてもよかったです。

・原爆投下の目標となった橋の存在が、始まりの場所。
・韓国人原爆犠牲者慰霊碑が印象的。
 →朝鮮人の慰霊碑ではない。コミュニティの関係による。
・元安川が印象的。
・未来のことを考えていきたい。
・盛土されていることが印象的。その上を歩いていいのかなという気持ち。
・ガイドによる説明は貴重。
・原爆供養塔のように、多数の誰が埋められているかわからないこと。

広島平和記念資料館(本館)など見学

広島平和記念資料館(本館)

広島平和記念資料館を前回訪れたのは、2021年7月末。
そのときと展示内容は同じだと思うのに、今回はそのときのことを思い出せないわたしがいました。
そして、見ているのにほとんどが記憶に残らないような感覚でした。
その中で記憶に残った展示は、貞子さんの生きた記録です。
展示には衣類や物品がたくさん展示されていて、多くの顔写真と名前などが展示されていました。
ひとりひとりにそれぞれの人生があり、家族があったわけで、それも知りたいなと感じました。

資料館

被爆遺構展示館

2022年3月に開館した新しい施設です。
当時あった旧中島地区の遺構を展示した資料館です。 焼土や炭化した畳、板材が展示されています。
PCVツアーで聞いた平和記念公園を造る際の盛土の話とリンクして、興味深く見ました。

国立広島原爆死没者追悼平和祈念館

文字通り、広島原爆死没者を追悼するための空間を備えた建物です。
時間が無くてすべてを見られなかったけれど、企画展の”空白の天気図-気象台員たちのヒロシマー”がとても印象的でした。
被爆から1か月後に広島を襲った枕崎台風。これまで枕崎台風と広島のことを一緒に考えたことはありませんでした。
動画でも見ることができます↓↓↓。

コモンズピースサミット前夜祭

平和記念公園&資料館を見学して~振り返り~

まずは平和記念公園をツアーで歩いた仲間と、資料館を見学して感じたこと、感想などの共有から。わたしの仲間はこんな感じでした。再びですが、間違ってたらごめんなさい。

・くやしさ、怒りを感じた。
・被爆者の服の展示が印象的だった。
・伸ちゃんの三輪車
 →絵本になっている。

・はだしのゲンで感じたこととの違い。
・海外から来た方が多いが、反応は同じ。
 →展示から感じることは同じ。
・考え続けることが必要。
・自分の国、日本がどう考えているかを知りたい。

コモンズピースサミット前夜祭”平和×平原依文さん×住岡健太さん×渋澤健さん”

続いて”平和×平原依文さん×住岡健太さん×渋澤健さん”と題して、トークセッション。前半は愛国心を中心に、トークが盛り上がった印象です。まだまだ頭の中の整理はついていないですが、こんな話が。

・日本人は”いただきます”の精神性を持っていることが強み。
・国の所属ではなく、地球益で考えたい。
・個々が名前で生きられる世界にしたい。
・日本人は愛国心を使うのが苦手な国民。

その後、10代のツアー仲間からの感想や意見を挟み、それを受けてのトークセッションの盛り上がり。

・自分の目で見ること。
・感情の共有が大切。
 ↑日本のエンタメなどが強みを持っている。
・PCVは助けに行くから始まることから始まった。
・境界線を溶かすことが必要。

日本が国内で抱えている問題は平和の話とリンクするんだなぁ、、、などと思いながら聞いていました。
ま、それは別の話なのですが。

短くもアツいトークセッション

2日目は別途。
では。

※2日目をUPしました↓

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