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山便り (23)

コンクリート打ちの改善

 山便り(19)で山道補修の方法を、これ以上の方法はないぐらいに自分の思いつきに酔いしれて書いたが、半年も経つと欠点がはっきりしてきた。砕石とセメントを混ぜたものをかけやで叩いたぐらいで、すぐボロボロになってしまう。そこでわだち部分にだけ砕石セメント混合物を撒き、その部分は軽トラックを走らせて車輪で轢き固めることにした。

 ところが、それでも砕石には大きめの石から粉状のものまで色々混ざっていて大き目の砕石が入っている部分は、車輪で転圧しても隙間が出来るようで、やはりボロボロ状態になってしまう。そこで、大きな石が入っていない0 ‐ 20 mmの砕石を使うことにした。これで打った所はモルタルの様で仕上がりがきれいであり(下の写真の左側)、しかも今のところボロボロになる気配はない。轍の真ん中部分は、砕石、セメントに水を加えて、普通にコンクリートを打つしかない。でもそこまでするのは、気の遠くなるような作業だ。車輪の部分だけで良しとしよう。

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