800字SSまとめ

20

黒い悪魔

 男が箱から取り出したのは黒いタバコだった。シュッとライターで火をつけると、わずかに甘い…

透明な声

地元の小さな書店の店員として働いている僕に、とある本を探している、と尋ねてきたのが彼女だ…

ダンスフロアの亡霊

「23時50分になると星座の間に美しい亡霊が現れる」 とあるVRダンスフロアに伝わる噂。もちろ…

真っ赤な嘘

 リリカは嘘をつくとき耳が赤くなる。本人は気付いていないのかもしれないけれど、そういうと…

ドリームダイバー

 小さい頃から夢の中で遊ぶのが好きだった。明晰夢とも言ったりするが、夢であることを自覚し…

恋占い

「アンドロイドの占い師?」 「そう、すごく当たるって有名らしいの」 同僚たちが噂する彼を私…

嘘八百

 ここは繁華街の片隅にあるキャバクラ「800」。15人のホステスが務める小さな店だ。ここの特…

甘いもの

 ライターの私は頭を抱えた。締め切りが明日へと迫っているのに、原稿が白紙なのだ。ああ、こ…

気まぐれなお姫様

 由衣は明るくてやることが豪快で気まぐれな性格だった。そんな彼女が素敵に思えて付き合った…

ガルナダの巫女

「ミディ、救難信号を送って」 『リリア、今日は既に二度も送っています』 神殿の奥で私はスマ…