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味噌作り 2022-2023シーズン vol.1

この記事は
ワタクシ、ねもやんの
2022-2023年シーズンにおける味噌づくりの個人的な記録です。
おそらく2023年の夏過ぎくらいに vol.2 を書くはず。

今シーズン、みそを作ることにしたきっかけ

もともとねもやんは、市販の味噌を買いつつも
メインに使う味噌は数年前から手作りしていました。
そんで、ガッツリと消費していました。

んが、今の家に引っ越してきてからは、
あまり手作り味噌を使っていませんでした。

と、いうのも、
材料も作り方も変えてないのに、
なんだか味噌の味が

"コクが深くてすごく強い味"

になった気がしていて、
なかなか以前のようには使えなかったから。
ちょっと入れるだけで、香りも味も強くでるんだよね。

そんなわけで、手作り味噌は若干持て余し気味でした。
(味噌は作る場所によって味が変わることを
 身を持って体感しましたね)

「一昨年仕込んだ味噌がまだまだ残ってるし、
 今年は作らなくていいかな〜 どうしようかな〜〜」

なんて思っていた矢先、、、、

11月5日(土)に湘南T-SITEで開催されたイベント
「本を味わうvol.10:みその本」 @ LIFE Sea in 湘南
(ゲスト:料理家の飛田和緒さん)
に参加して、景品として手作り味噌セットをゲットしたのです。
(めっちゃ嬉しかった)

イベントのじゃんけん大会で、
ゲスト料理家の飛田さんに勝ち続けてゲットした
手作り味噌セット

いただいたからには作らないわけにはいかん! ということで
2022-2023シーズンは、味噌を作ることにした、というわけであります。

現状の整理

作るにしても熟成のためのスペースを空けないといけないし、
今ある味噌を余らせるのも嫌なので、
まずは現時点の我が家にある味噌や麹の調味料が
どれだけかを把握することに。

整理してみたところ、我が家の味噌&麹関連調味料は、

  • 冷蔵庫の中に普段づかいの味噌

  • シンク下に普段づかいの醤油麹と豆鼓

  • 床下に熟成させている(ほっといている)味噌と豆鼓

と点在していることを把握。

普段づかいのみそや麹系調味料

なんだかんだよく使ってるし、
残りの味噌もそんなに多くないので、
新しく味噌を作っても余らせることはなさそうで一安心。

床下の味噌を移動させれば熟成スペースも確保できて、
心置きなく味噌作りできそう。

手前の味噌は2020年に仕込んだ味噌の残り。だいぶ黒い。
←豆麹の味噌・大豆と米麹の味噌→だいぶ黒い。
保管場所を床下収納から冷凍庫に移動した
右奥が水に浸している大豆

床下で熟成させている(ほっといている)味噌は、
2020年に仕込んだもので、発酵具合ももう十分なので
保管場所を冷凍庫へ。

味噌の保管場所を冷凍庫にするのは、
イベントと、飛田和緒著「仕込んで、使って、一年中楽しめる みその本」で得た知見。

そして今シーズンの味噌作りは、一部自分がやりやすいようにしつつも
こちらの本をメッチャ参考にして行います。

1日目 〜味噌作り開始、大豆を水に浸ける

たっぷりの水に豆を浸水させました。
1日目はこれだけ。麹は冷蔵庫に保存。

たっぷりの水で戻しているところ

2日目 〜大豆をゆで始める

24時間後、水を吸って丸々とした大豆をゆで始める。

吹きこぼれるのが嫌だったので、
我が家で一番大きい寸胴鍋でゆでる。

沸いてくると とめどなく出てくる泡を除く。
今日は用事があったので、1時間だけゆでて完了。

←最初に沸いたときは泡がいっぱい! 泡はすくい取る
1日目をゆで終えたところ→

3日目 

さらに大豆をゆでる

仕事をしつつ、3時間半くらい火にかけた。
トイレに立つたびに鍋の中をのぞいて、
水面が下がってたら水を追加。

仕事上がりのタイミングに合わせて無事ゆで上がり。

ゆで終えて少し冷ましたところ
汁の色がかなり濃くなった。

仕込み前のお楽しみ。

上述の飛田さんの著書に書かれている、
みそ仕込み前のお楽しみ、ということで
ゆで立ての大豆にオリーブオイルと塩 &
ゆで汁をいただく!

ゆで大豆とゆで汁
大豆食べすぎたかも^^;

ウマーーーーー!!!
特に、ゆで汁は本当においしい。

塩、麹を混ぜる

分量の塩と麹ボウルにいれて、
麹をよーくほぐしつつ混ぜ混ぜして、、、

塩と麹を混ぜてるところ

大豆をジップロックに入れてつぶす

大豆をジップロックに入れる。
今回は、Lサイズのジップロック3つで
ちょうどよい大きさだったかな。

それぞれの重さをはかってから
ジップロックにふきんをかぶせて
大豆があたたかいうちに手でつぶす。

←大豆を分けてジップロックにいれて
つぶしていく→

ジップロック毎につぶさなきゃいけないのは
面倒くさいけど、この後の保管の工程をラクにしたいので
ねもやんは毎度この方法で作ってます。

つぶした大豆と塩、麹を混ぜる

ジップロック毎に、
それぞれの重さに合わせた塩と麹をいれて、
つぶした大豆と混ぜ合わせていく。
混ぜる際に、みそっぽい硬さになるように
ゆで汁を投入。

これはジップロックから出さずに作業する。
つぶしそこねた大豆を見つけたら、
ジップロックの上からつぶすのも忘れずに。

ジップロック毎に混ぜなきゃいけないのは
やっぱり面倒くさいけど、
この後の保管の工程をラクにしたいので
ねもやんは毎度この方法で作ってます。

ぴっちり空気を抜く

空気をぴっちり抜いて、ジップロックを閉じる。
平らなところにおいて、
ジップロックの底から、
中央→左右に向けて、手でならしていくと
うまく抜ける。

空気を抜いたあと

仕込み上がりと今後の予定

仕込み完了!
匂いを遮断する袋に入れて、キッチンの床下収納に in!
分量と、仕込んだ日のメモ書きも忘れずに。

匂いを遮断する袋は汁漏れ対策で二重に。

我が家のキッチンの床下収納は、
調味料などのストック入れにもなっていて、
1~2ヶ月に1度位必ず開けるので、そのたびに 
汁漏れとか、ジップロックが膨らんでたりとか、
カビとかがないか等の状態をチェック。

あとは、2023年夏までは首を長くして待つだけですね!

編集後記みたいなもの

時間はかかるけど、やってることはすごく簡単だった。

先の楽しみが増えるのっていいよね。

床下収納を開けるたびに、
熟成中の味噌が目に入ってくるっていうのも、
なかなかよいじゃないの。

あとは天命を待つだけですな。

あ、茹で汁は小さいジップロックに入れて冷凍庫へ。
スープにして飲むんだっ。

大豆のゆで汁たち

vol.2 につづく、かも。


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