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卵子凍結に助成金出るってよ

ふと見た記事に「ほほぅ!Σ(-᷅_-᷄๑)」と思った。
東京都は卵子凍結と凍結からの生殖医療に助成金を出している、、とな⁈

さすが日本の首都東京だね。ついに始めたんですね。
こういう助成金って、女性が生きやすくなるからいい事だなぁと思う。
でも、同時にリスクも考えないとなと思った。
卵子凍結したからこれでいつでも好きな時に産めるって保証はない。

あるレディースクリニックのホームページには、凍結卵子を受精卵にしてお腹に入れたときの母体年齢によって出産率が大きく異なることが示されている。

三軒茶屋ARTレディースクリニックhome pageより

ちなみに、未受精卵より受精卵のほうが出産率が高いので、既婚者の不妊治療では受精卵の凍結をしているそうだ。

さらに、『アメリカ生殖医学会では、38歳で1人の子どもを産むには25~30個の卵子が必要であるとしています。』と書いてあった。

助成金は卵子凍結に20万円とあるが、25個の卵子を凍結するには結局それなりの額が必要になる。
一回の採卵で7個とれたとしても(7個は多い方だ)4回は採卵しないといけない。
採卵と凍結までに一回40〜60万円かかるから、本当に妊娠出産まで繋がる数を確保するには、やはりそれなりの自己負担するお金がかかるのだろうなと思った。

私は東京都の説明会に行っていないから、詳しいことは分からない。
でも今ある情報を見ると、気休め程度な対処療法な感じがする。
それでも無いよりは良いし、将来子供を産みたいけど今は考えられないという人に猶予を与えてくれる希望の光にも見えし、考えるきっかけにもなると思う。

でも女性が産みたい時に産めるようになるには、本当はもっと抜本的に、例えば結婚と出産をセットにしないとか、考え方や慣習を変える必要があるんじゃないかな?と私は思っている。



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