見出し画像

我が家のイッヌが理解している言葉たち

我が家には、1歳4ヶ月になるトイプードルがいます。

結構人間の話す言葉を理解してくれているので、気がつけばわりと、犬を相手に話しかけている自分がいます。犬も犬で律儀なので、分からない言葉があると、何とか理解しようと首を傾げてこちらを見上げてきたりします。

そこで、ちょっと気になったので、現時点でうちの犬がどのような言葉なら理解しているのか、書き出してみることにしました。犬を飼っている人にとっては「理解していて当たり前やがな」案件だと思うので、完全に単なる自分のための覚書です。なお、犬のことはここでは「小さきもの」と呼称させていただきます。(Xの方でいつもそう呼んでるから定着してしまった…)

▪️名前

  • 自分の名前

  • 飼い主(夫&私)の名前

  • お母さん

飼い主の名前は、私と夫がお互いに呼び合っているのを聞いて覚えたようです。賢すぎんか。
「お母さん」は、夫の母親のことです。小さきものはお母さんのことが大好きなので、「お母さん来たよ」と言うと、尻尾を高速メトロノームさせながらお出迎えします。

▪️指示・声掛け

  • 待て

  • おすわり

  • 伏せ

  • よし

  • オッケー

  • おいで

  • いくよ

  • ハウス

  • 大丈夫

  • おしまい

基本的な指示語は理解し、従うことができます。でも、「おかわり」などの芸は教えていません。
「ハウス」はケージの中に入る指示です。我が家では、寝る時はケージに入ってもらうようにしているので、その際に使っていた指示語です。後述しますが、最近は他の言葉で眠りの体制に入るようになりました。
「大丈夫」は、小さきものが恐怖心や不安感を覚えている時にかける言葉です。非常に臆病な性格であるため、何か物音がするだけで警戒体制に入るので、「コワクナイヨ〜」の意味で「大丈夫」を繰り返して落ち着かせています。

▪️生活習慣

  • ごはん

  • おやつ

  • お散歩

  • あそぶ

  • お風呂

  • お外

  • うんち

  • しっこ

  • ねんね

どこの家のわんこも同じだと思いますが、「おやつ」と「お散歩」への食いつきは半端ないです。小声で囁くだけでも、「待ってました!」と言わんばかりに飛びついてきます。迂闊に「今日は雨やからお散歩無理やなぁ」とか言おうものなら、行けるものと思って突進してくるので発言には要注意です。
「ねんね」は、「寝ましょうね」の意です。最初は「ハウス」でケージに入った後に声掛けしていたのですが、今では「ねんね」と言うだけで自らケージに入り、寝る体制になってくれます。

▪️褒め言葉

  • いい子

  • えらい

  • すごい

  • じょうず

  • おりこうさん

犬は褒めて育てろ、と本で読んだので、色々な褒め言葉パターンを用意しています。ただし声のトーンで、自分が本当に褒められているのか、飼い主が適当に「あーすごいすごい」と言っているのかをちゃんと理解しているようなので、褒めるときは大袈裟なくらいに「うわぁ、すごいねー!えらいねー!」と言うようにしています。

▪️禁止言葉

  • やめて

  • だめ

  • こら

禁止の強度としては、「やめて」→「だめ」→「こら」のようにだんだん強い意味を持っています。「やめて」とやんわり言われているうちが華。
犬のことは褒めて育てるべきなので、禁止言葉を多用するのはよくない、という意見もあるようですが。本人や周りにとってマイナスな出来事に繋がるのであれば、厳しく注意してやめさせなければならない、と考えています。もちろん、禁止言葉で叱責するような状況を作り出さないことが一番であるとは思います。
子犬の頃は散歩の時に拾い食いをしまくって大変だったので、小さきものが何かを口に入れようとするタイミングで「だめ」と言い続けていたら、拾い食いをしなくなりました。仮に口に入れても、「だめ」と言えばポイッと吐き出してくれます。

こんな感じでしょうか。
他にも、「おはよう」「おやすみ」「かわいい」あたりは人間がよく使うので、ニュアンスくらいは理解しているかもしれません。

あと、声かけではありませんが、洗濯機の洗濯終了アラームが鳴れば、「外に干しに行くなら一緒に連れて行け」と言わんばかりに、庭へと続く扉の前で待機しています。また、飼い主がゲーム機の電源を落とす音が聞こえれば、「ゲームが終わったなら遊ぼうぜ!」とおもちゃをくわえて持って来ます。本当に、よく分かっている。

私にとって小さきものは、人生で初めて一緒に暮らすことになった動物です。飼い始める前は、犬という生き物がこんなにも周囲の状況を注意深く観察して理解するものだとは、思ってもいませんでした。その知能の高さに驚くと同時に、状況が理解できてしまうからこそストレスを感じないように、飼い主が気を付けて接しなければいけないなと日々感じています。

小さきものが安心して楽しく暮らせるように、飼い主としても声かけの仕方には注意を払いながら、全力でかわいがっていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?