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【Formula E Rd.5 東京ePrix現地観戦記🏎💨】

ついに日本初開催となったFormula E 東京ePrix。
開催が決定してから様々な準備が行われ、ついに当日を迎えました。
今回は私ShoTimeも現地に向かい観戦してきましたので、レースハイライトというよりは現地がどのような様子だったのか?それをお届けしていきたいと思います。
それでは、Let's GO!

Formula Eは基本的に土曜日開催のワンデーイベント。もちろんその前から搬入が行われたり、金曜日にはFP1もありますが観客が実際に場内に入れるのは土曜日のみになります。
今回は金曜日から東京入りし、夜はモータースポーツ仲間と合流して飲みながらケニア🇰🇪で行われているWRCをアプリで観戦(俺、Formula E観に来たんだよな?笑)。

ホテルは一緒に観に行く友人が押さえてくれて、なんとFE会場入口である東京ビッグサイトの目の前!ホテルとサーキットを徒歩で移動できるのは本当に助かりました。

ゲートオープンは朝7時。その時点でもかなりの人が列を成してましたが、驚いたのは「チケットを持っていない人」の列があったこと。何のため?チケット完売だよね?と思いましたが、ビッグサイト内のホールがファンヴィレッジと呼ばれるエリアになっておりなんと今回このファンヴィレッジは無料開放!レース中はスクリーンでパブリックビューイングとなり、レース後はステージで表彰式も行われそれが無料で観れるわけです。これは非常にありがたいですね。
ゲートオープンとなってからはステージの最前列を奪うべく、皆場所取りダッシュでした。

そんなファンヴィレッジは様々な体験ができるエリア。ショーカーの展示、eスポーツやタイヤ交換の体験、ドライバーたちのパネル、飲食の出店やスマートフォンなどの充電スポット、給水スポットなどが設けられ、テーブルもかなりの数が並べられていたのでその点はしっかりと準備がされているなと感じました。

ホールから外に出るとサーキットに向かいます。僕が知る限りでは海外のePrixでは実際に走行を見ることが出来るのは予選からの場合が多いのですが今回は朝イチのFP2から観ることが出来、自分の席だけでなく立ってみれる箇所があればそこも覗いてみました。

スタンド席はカテゴリー以外はこちらから指定することは出来ず大会側が割り振った席に座るしかないのですが、ストリートサーキットでスタンドがトラックに近い分フェンスが邪魔で少し見辛いなとは感じました。僕の席だとモニターへの視線にもフェンスが被ってました。あくまでこれは当たり外れかなと思います。
またスピーカーがスタンドの目の前に設けられており、場内実況の声がよく聞こえました。普通のサーキットだとマシンのエンジン音で人と話すのが大変ですが、今回はスピーカーの音量で大変でした(汗)。
ただトラックに近い分走行しているマシンのサイズ感や速さというのはより肌で感じることが出来て非常に面白かったですね。

予選、決勝の時間が近づくにつれて入場もどんどん増え、チケット完売ということもあり決勝のスタンドは超満員。1周が短く、F1同様に様々なチームやドライバーのファンも集まっていたので一台一台歓声が飛んで非常に盛り上がりました。

レースは序盤こそエネルギーマネジメントの落ち着いた展開でしたが、終盤に近づくにつれて徐々にヒートアップ。最後は優勝に向けて各車接戦のバトルを披露しギュンター🇩🇪(マセラティ)が優勝、ローランド🇬🇧(ニッサン)がチームの母国ePrixで2位表彰台、デニス🇬🇧(アンドレッティ)が3位に入るトップ3となりました。

レースが終わった後は表彰式を観に皆ビッグサイト場内のホールへ移動。ライブのような演出でドライバーたちが登場し最後まで盛り上がりの欠けることのないイベントとなりました。

個人的にはファンヴィレッジはもう少し充実して欲しかったところではありますが、様々な体験ができたり市街地ならではの距離の近いレースを感じることが出来たのは本当に貴重な体験でした。
東京という場所も多くの方がアクセスしやすく、遠方であっても羽田空港まで来ればリムジンバスで一直線に会場まで向かうことも出来るので、国内の多くのパーマネントサーキットに比べると圧倒的に行きやすいと思います。

また2万枚というチケットも妥当でしたね。恐らくこれ以上の枚数にすると初開催でのイベントオペレーションとしては大変なものになったと思います。特に大きな混乱も起きることなく1日を終えることが出来たのは非常に良かったと思います。
他のePrixと比べてチケット代は高かったですが、開催を重ねるごとにチケット枚数を増やしイベントの改善改良を図れば将来的には抑えていくことも出来るのではないかと思います。円安の影響が心配ではありますが…
あとは出来れば、チケットは座席まで選べるようになってくれると嬉しいですね。

さて、外野から見る分には成功に終わったと思うこの東京ePrix、まだ来年のカレンダーは発表されてませんが恐らくは来年も開催されるのではないかと思われます。次回も色んな人にこのイベントを体験してほしいですね。
僕自身も、スケジュール次第ではありますが次回も行きたいなと思ってますので楽しみにカレンダーの発表を待ちたいと思います。

Enjoy Motorsport!

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