【F1 Rd.18カタールGP🇶🇦スプリントハイライト】


TOP3

波乱の展開となったカタールGPスプリント。レースを制したのはF1キャリア初のトップチェッカー、ルーキーのオスカー・ピアストリ🇦🇺(マクラーレン)!決勝ではないので「GP初優勝」ではありませんが、今季圧倒するレッドブル以外で2人目のトップチェッカーとなりました。

2位に入ったのはマックス・フェルスタッペン🇳🇱(レッドブル)。珍しくスタートで出遅れ後退しましたが、そこから見事に挽回。最後はピアストリに届きませんでしたが素晴らしい追い上げでした。
3位はランド・ノリス🇬🇧(マクラーレン)が入り、マクラーレンにとっては非常に嬉しいトップ3になりましたね。

ドライバーズチャンピオン決定!

フェルスタッペンが2位に入り、ペレス🇲🇽(レッドブル)がリタイアとなったことで、フェルスタッペンの3年連続3回目のドライバーズチャンピオンがこれで決定しました!

シーズンは残っているものの、圧倒的は速さを見せた2023年シーズン。これでセナ🇧🇷やピケ🇧🇷、ラウダ🇦🇹、スチュワート🇬🇧、ブラバム🇦🇺といった名だたるチャンピオンたちに並びました。
まだ26歳、これからの更なる活躍が楽しみですね。

レースハイライト

レースはタイヤチョイスが上位陣でもソフトとミディアムに分かれたことにより、スタートから大混戦。結果としてミディアムのフェルスタッペンやノリスは出遅れ、ラッセル🇬🇧(メルセデス)、サインツ🇪🇸(フェラーリ)、ルクレール🇲🇨(フェラーリ)のソフト勢が先行します。タイヤだけでなく、ダスティな路面だったのも影響しましたね。
その中でピアストリは見事なスタートを決めてしっかりとホールショットを奪ったのは見事でした。

4ワイドでターン1に飛び込んでくのは圧巻でしたね!

ピアストリは一時ラッセルに先行を許すもソフトタイヤではデグラデーションが激しく、レース半分が過ぎたところで再びトップに返り咲き。

最終的にソフト勢は後退していったのでスタートが多少遅れてでもミディアムスタートをチョイスしたメンバーが表彰台に登りました。

今回は19周のレースにも関わらず実に3度もセーフティカーが出動する波乱の展開。特に11周目のターン6でペレス、ヒュルケンベルグ🇩🇪(ハース)、オコン🇫🇷(アルピーヌ)の3台が絡むアクシデントでペレスがリタイアしたことにより、フェルスタッペンのチャンピオンは決定的なものとなりました。
流石にあのコーナーで3ワイドは無理がありましたね。

なお、角田裕毅🇯🇵(アルファタウリ)は上位で起きた様々な波乱でなかなか画面に映ることがなく、最終的に11位でフィニッシュとなりました。

さて、スプリントレースが終わって気になるのは決勝でのタイヤ周回数義務が適用されるのかどうか。
今回のタイヤのデグラデーションや痛み方をピレリやFIAが見て決定されることになると思います。チームも3ストップになる前提のストラテジーも考えなくてはいけないですね。
興味深く見守っていきたいと思います。


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