見出し画像

【MotoGP Rd.17 タイGP🇹🇭スプリントレースハイライト】


TOP3

MotoGPクラススプリントレースを制したのは他者を寄せ付けない圧倒的な走りのホルヘ・マルティン🇪🇸(Pramac/Ducati)!チャンピオン争い弾みをつける走りを見せつけました。
2位はブラッド・ビンダー🇿🇦(KTM)、3位にはルカ・マリーニ🇮🇹(VR46)が入るトップ3となりました。

全体順位/ハイライト

レースを終えての全体順位はこちら。

スタートはマリーニが抜群のダッシュを見せるもホールショットはマルティンが譲らず。

一方でポイントリーダーのバニャイヤ🇮🇹(Ducati)は6番手スタートから一気に9番手へ後退。周回数が少ない(=勝負所も少ない)のでバニャイヤは苦しいスタートとなりました。

しかし見事なラインで一気に2台を抜き去り、少しでも前でフィニッシュしようと奮闘します。

一方上位でも動きがあります。マリーニを抜くのに苦労していたビンダーでしたが、6周目ついに抜いて2位へ上がります!

バニャイヤもファステストラップをマークし追い上げを見せますが、なかなかオーバーテイクには至らずポジションを上げられません。

レースは残り3周、ここでM.マルケス🇪🇸(Repsol Honda)が動きます。ベッツェッキ🇮🇹(VR46/Ducati)を抜いて5位へ浮上。扱いの難しいRC213Vで奮闘を見せます。

さらにファイナルラップではオーバーランしたA.エスパルガロ🇪🇸(Aprillia)のインを突いて4位へ浮上!
皆トラックリミットの警告が出ているにも拘らず果敢に攻めていくのは流石ですね。

最終的にはマルティンが後方に1秒のリードを築いて完勝。スプリントレースに限るとこれでなんと5連勝!
日本のプロ野球界では日曜日に強い投手を「サンデー○○」と呼んだりしますが、マルティンは「サタデーホルヘ」ですね!

最終的にマルティンが12ptを稼いだのに対してバニャイヤが7位3ptに止まり、このスプリントを終えてのチャンピオン争いは18pt差に縮まりました。
決勝ではこの差がどうなるのか?

日本勢の活躍としては、YAMAHAはクアルタラロ🇫🇷が11位、モルビデリ🇮🇹が15位。HONDA勢はM.マルケスが4位と健闘、ミル🇪🇸(Repsol)が12位、中上🇯🇵(LCR)は序盤で転倒がありながらもレース復帰し19位でフィニッシュという結果となりました。

日曜日の決勝は雨の予報も出ており、一体どんな戦いになるのか?
目が離せないですね!

※サムネイル写真はMotoGP公式Xより引用。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?