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【F1 Rd.5 中国GP🇨🇳スプリントレースハイライト🏎💨】

19周で行われた2024年シーズン最初のスプリントレース。様々なドラマをくぐり抜けてトップでチェッカーを受けたのはマックス・フェルスタッペン🇳🇱(レッドブル)。スタートから数周は出遅れましたがそこからは巻き返してトップに立つと一気に後続を引き離し圧勝のレースを披露してくれました。
2位にはルイス・ハミルトン🇬🇧(メルセデス)、3位にセルジオ・ペレス🇲🇽(レッドブル)が入るトップ3となりました。

ノリス🇬🇧(マクラーレン)ポールポジションでスタートしたスプリント。しかし2番グリッドからハミルトンが好スタートを決めホールショットを奪います。逆にノリスはターン1-2でハミルトンに対し粘り過ぎた結果外側のグリップのない路面で滑ってしまいコースオフ、一気に7番手まで後退を喫します。
この間にアロンソ🇪🇸(アストンマーティン)が2番手、フェルスタッペンが3番手へそれぞれ浮上します。

アロンソはハミルトンを追いかけますが、フェルスタッペンはアロンソを追いきれず離される序盤。無線で「なんでバッテリーがないんだよ!」とバッテリー側からの出力がないことを訴えます。しかしチームからモード変更の指示を受けると状況は改善。一気にアロンソ、ハミルトンを追いかけます。今のF1においてバッテリーの有無がどれだけ影響があるのかよく分かる瞬間でしたね。

フェルスタッペンは7周目にアロンソ、9周目にハミルトンを交わしトップへ浮上。そこからは圧倒的独創で2位に対し13秒ものギャップを築いて勝利を飾りました。フェルスタッペンは今後BoPでも適用したらいいのかもしれません(笑)。

ハミルトンも3位以下に対し徐々にギャップを築いて2位の座を盤石なものにしフィニッシュまで走り抜くのですが、混戦となったのは3位争い。
フェルスタッペンに抜かれたことで3番手へ後退したアロンソを先頭にサインツ🇪🇸(フェラーリ)、ペレス、ルクレール🇲🇨(フェラーリ)、ノリス🇬🇧(マクラーレン)が数珠繋ぎ。このアロンソレーシングスクールは9周に渡って開校されましたが、戦況が動いたのは16周目。アロンソをオーバーテイクしようとサインツが動きターン6からターン9までサイドバイサイド、抜きつ抜かれつの攻防を繰り広げます。しかしターン9でイン側のアロンソが外に流れ、アウト側のサインツは縁石の外へ押し出されます。その間になんとペレスがアロンソのイン側に入り込みターン10でペレスは3番手へ浮上します。まさに漁夫の利!

アロンソはタイヤが終わってしまったのかペレスに抜かれた直後にサインツ、ルクレールとフェラーリ2台にも先行を許します。
そのフェラーリ2台はさらにチームメイト同士で4番手の座をかけたバトルを繰り広げます。接触に至らなくて良かった…

レースの中盤までは単調なレースではありましたが、終盤は様々なバトルがあり非常に面白いレースになりましたね。僕もアロンソ、サインツ、ルクレールのバトルは思わず叫んでしまいました。

角田裕毅🇯🇵(RB)は19番手からスタートし最終的に16位でフィニッシュ。思うほどペースが上がらず最後まで我慢のレースとなりました。映像にもほとんど映らなかったですし、今回は見せ場がありませんでしたね。
初の母国GPとなる周冠宇🇨🇳(ザウバー)はポイント獲得まであと一歩の9位フィニッシュ。喉から手が出るほど掴みたかったポイントですが、非常に良い走りを披露してくれました。決勝レースに期待です。

さて、スプリントレースは終わりましたがまだ週末は終わりません。
中国GPはここから通常予選と決勝があります。
一体どんな戦いが待ち構えているのか?目が離せません!

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