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【MotoGP Rd.20 バレンシアGP🇪🇸スプリントレースハイライト】


TOP3

激しい戦いのスプリント、そのレースを制したのは”スプリントマスター”ホルヘ・マルティン🇪🇸(Pramac/Ducati)!スプリントレース今季9勝目を挙げ逆転チャンピオンに望みをつなぎました。
2位はブラッド・ビンダー🇿🇦(KTM)!優勝に0.19秒届きませんでしたが最後まで激しく優勝を争いました。
そして3位はこの週末でHONDAを離れるマルク・マルケス🇪🇸(Repsol HONDA)が入るTOP3となりました。

全体リザルト/ハイライト

このレースを終えての全体リザルトはこちら。

レースはスタートから激しい争い。マルティンは危うくバニャイヤと接触しそうなくらい攻め立てます。

レースは中盤までヴィニャーレス🇪🇸(Aprillia)、ビンダー🇿🇦(KTM)、マルティン、そしてM.マルケスの4台がひと塊となり優勝争いを演じます。
一方でバニャイヤ🇮🇹(Ducati)は不要な争いを避けたかったのか隊列から離れて5位を走行します。

レースは8周目、マルティンがビンダーを捉えついにトップに立ちます。今年はとにかくスプリントでの強さが際立ちますね!

一方で後方ではディ・ジャナントニオ🇮🇹(Gresini/Ducati)がバニャイヤに迫り5位のポジションを伺います。来季のチーム離脱が発表された以降から一気に力を伸ばし前戦カタールGP🇶🇦では初優勝を飾ったディ・ジャナントニオ。チャンピオンに怯まず襲い掛かります!

マルティンは最後までビンダーの猛追を受けるもなんとか逃げ切りスプリント今季9勝目!鬼気迫る見事な走りでした。

日本勢はYAMAHAはモルビデリ🇮🇹が15位、クアルタラロが残念ながら転倒リタイア。HONDA勢はM.マルケスが大健闘の3位、中上貴晶🇯🇵(LCR)が18位、リンス🇪🇸(LCR)が19位。ミル🇪🇸(Repsol)は金曜日のFPで起きた転倒が原因でメディカルチェックをクリアできず、残念ながらこの最終戦は出走が認められませんでした。

スタンディング

このレースを終えてのスタンディングはこちら。

今回マルティンが優勝してバニャイヤが5位でフィニッシュしたことによりポイント差は14ptまで縮まりました。決勝でマルティンが逆転チャンピオンを獲る条件は以下の通り。
①マルティン優勝、バニャイヤ6位以下
②マルティン2位、バニャイヤ11位以下
③マルティン3位、バニャイヤ15位以下
意外とバニャイヤも安泰とは言えない状況。決勝は非常に緊張感のあるレースになりそうですね。

Aprilliaは2人ともポイントが揃いました。その後ろでマリーニ🇮🇹(VR46/Ducati)が4pt差で狙っており、A.マルケス🇪🇸(Gresini/Ducati)とクアルタラロ🇫🇷(YAMAHA)も167ptで並んでます。
最終戦になってランキングも大接戦になってきてますね。今年のMotoGPが如何に混戦だったのかがよく分かります。チャンピオン争いの2人だけでなく、各所でこのランキングをかけた戦いが決勝では見ることが出来そうです。

2023年MotoGPも残すは日曜日の決勝のみ。シリーズタイトルはマルティンが初の栄冠を掴むのか?それともバニャイヤがM.マルケス以来の連覇を成すのか?最後の瞬間まで、目が離せません!


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