見出し画像

【F1 Rd.21 サンパウロGP🇧🇷スプリントシュートアウトハイライト】


TOP3

昨日の予選とは打って変わって快晴の空のもと行われたスプリントシュートアウト。セッションを制したのは、なんとランド・ノリス🇬🇧(マクラーレン)!2番手にはマックス・フェルスタッペン🇳🇱(レッドブル)が続いたのですが両者のギャップは僅か0.061秒。ほんの僅かの差でノリスが王者フェルスタッペンを下しました。
3番手には久々に手応えのある速さを見せてくれました、セルジオ・ペレス🇲🇽(レッドブル)が入るトップ3となりました。

全体順位/ハイライト

全セッションを終えての全体順位はこちら。

今回のスプリント予選も前日の予選同様、非常に僅差のセッションとなりました。全車が走るSQ1ではトップタイムのサインツ🇪🇸(フェラーリ)と20番手サージェント🇺🇸(ウィリアムズ)の差は0.819秒、僅かなミスも命取りな予選となりました。
実際SQ1のカットラインとなった16番手オコン🇫🇷(アルピーヌ)と15番手角田🇯🇵(アルファタウリ)は0.030秒、SQ2の11番手マグヌッセン🇩🇰(ハース)と10番手角田(またかよ!)は0.051秒差。ほんの少しの差が明暗を分けたのがよくわかります。

またSQ3で驚いたのはノリスのトップスピード。コーナーというコーナーがないセクター3はほぼ純粋なパワー勝負となるセクターですが、そこでセクターベストタイムをマークしたのはノリスの16.289秒、それに対しフェルスタッペンは16.345秒。またフィニッシュラインでのトップスピードはノリスがベストで333.6km/hに対しフェルスタッペンは全体6番手の328.9km/h。約5km/hも速度差が出てました。

他にもこの予選で驚きだったのはアルファタウリの躍進ではないでしょうか?前日の予選では角田16位、リカルド🇦🇺17位だったのに対してこのスプリントシュートアウトでは角田6位、リカルドが8位。何を改造してきたんだ?と思いたくなるくらい素晴らしいシュートアウトだったと思います。

逆に予選と比べて残念だったのはアストンマーティンの2台。予選では突然の雨の影響もあったとはいえストロール🇨🇦3番手、アロンソ🇪🇸4番手だったにも関わらず、このシュートアウトではストロール17番手、アロンソ15番手。特にアロンソはSQ2進出はしたものの、SQ1の最後のアタックが終わった直後のスローラップでターン3でレコードラインを空けていたにも関わらずオコン🇫🇷(アルピーヌ)がターン2で挙動を乱しアロンソと接触。
オコンはその勢いでウォールに刺さり、アロンソは左前サスペンションを破損してしまいQ2のアタックまでに修復が間に合いませんでした。
因みにこのインシデントでSQ1は残り時間もほとんど残ってなかったことから赤旗終了となったのですが、赤旗となったのは角田がタイムを出した直後でした。これ以上は語りません(^^;;

さて、次のセッションはスプリントレース。メルセデスが過去2年のごとく速さを示すのか?それともノリス初のトップチェッカーとなるのか?はたまた、フェルスタッペンが前に出て行くのか?
いろんな可能性があるスプリントレース、期待ですね(^^)

※サムネイル写真はF1公式HPより引用。

この記事が参加している募集

F1を語ろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?