見出し画像

24-27. かつての栄光ダブル会社インカム「幸せそうにみられたい」

2024/05/02(木)はれ

晴れた!久しぶりに顔のむくみがマシ。
まぶたが三重から二重に戻った。

体から水分が抜けて少しスペースができた。
おかげで体調もかなりよい。

最近、野菜と果物をよく食べているせいか、するりと便が出る。あのひじきを食べるとすごく快便。排便がうまくいくと、体がめちゃくちゃ楽になる。そしてお腹が空く。人間ってすごい。

夕方、『唐揚げが食べたい…』と思った。
どうやらタンパク質がほしいらしい。

で、ローソンにからあげくんを買いに行ったんだけどなんか違う。納豆か?となり、スーパーに寄ると、五目豆と目が合った。からあげくんではなく、五目豆だったか。

刺激の強いものや、脳が喜ぶものって、ついつい手が伸びてしまうんだけど、ほんとうに体が求めているもの、食べたあとに心地よくなるものって、それじゃない。

むしろ刺激の強いものって、食べた後に気持ちが満たされなくて、ついたくさん食べてしまう。

食べ物だけではない。買い物とか、旅行とか、仕事とかもそう。

刺激の強いもの、みんながよしとしてるものが本当に自分を満たしてくれるか?と考えると、そうでもないときがある。

『恐怖は自分を守りすぎているサイン』らしい。手放してしまえば、そこには安心がある。
執着するから怖くなる。

会社員を辞めてじゃあ何をする?となったときに、わたしは猛烈に人を癒し、救いたがっていた。

それは、自分が癒されたくて、救われたかったからだと思う。


明日は休みなので夜はゆっくりペース。子どもを寝かす時間を気にしなくていいのはラク。

お湯に浸かると、気持ちがいいのかお腹の赤さまが動きまくる。

おへその横あたりにポコっと何かが飛び出てきた。たぶん足だな。

スリスリとさすると、サッと位置を変えた。
もしかしてくすぐったい?

レバーの上げ下げみたいに、ササっと上下に足が動く。

おなかの中で、器用に足を上げ下げしてる姿を想像したら笑えてきた。

お風呂の中で1人でククッと笑う。

おなかの中の謎の生命体は、人格を持つ1人の人間なんだ。

早く会いたくなってきた。

2024/05/03(金)はれ

今日からまた連休。

急にお米が食べられなくなって、今朝もサンドイッチをつくった。野菜がおいしい。

パンが食べられなくなったり、
パンしか食べられなくなったり。。

トマトの断面って人間の肺みたい。もしくは心臓?
わーお!上手じゃないか。

娘は朝からぼけーっとしている。今日はお疲れモード。

お昼は家で簡単に済ませて、図書館へ行くことにする。返却期限が今日だから。

娘、行きたくなさそうだけどお留守番は嫌みたい。このあいだのお留守番、強がってたけどやっぱり寂しかったんだな。

パパと2人で自転車に乗って行くことを提案すると、すこし行く気になってきた。いいぞいいぞ。

ヘルメットを出してきたらヘルメットはかぶらない。デザインが嫌だと。オシャレへのこだわりは、3歳のときから。こうなると譲らない。

ただ、ノーヘルで1駅分走らせるわけにはいかない。わたしもここは譲れない。マンションの敷地内で乗るのとはワケが違う。

けっきょく旦那さんが自転車で、わたしと娘が電車で行くことになった。(せっかく空気も入れたし、とのことで)

図書館では、娘が最近とても興味のあるハチについての本を借りた。

娘は虫が苦手で、なかでもハチへの恐怖心がものすごく強い。怖いものの実態を知るのは大事だよね。

絵本で見やすく解説してあり、わたしの方がへぇ〜となってしまった。

働きバチはメスだけらしい。刺すのもメスだけ。

年功序列で、若い順に役割分担が決められている。

成虫になってしばらくは巣の掃除係、そのあと子育て係、そのあとに門番になり、そのあとにやっと巣を出て蜜を集める。

外で蜜を集めているミツバチは、かなりのベテランバチなのだそう。

一方のオスは何をしてるかというと、巣の中でゴロゴロしてて、暖かくなると交尾をする。そして秋になると巣を追い出される。

性別によってこんなに役割が違う。

2024/05/05(日)はれ

精神的に豊かに、しあわせに生きてる人が、幸せそうに見えるとは限らない。

「幸せそうに見られたい!」っていう女性ファッション誌のキャッチコピーが話題になったけど、わたしももれなく「幸せそう」に見られたかった。

幸せそう=勝ち組、みたいな。

今思えばアホらしい。

snsで、しあわせそうに見える人が、ほんとうに幸せなのかもわからないな〜と思う。めちゃくちゃ苦しんでるかもしれない。

わたしのヨガの先生がmarchéを開催されるとのことで、昔住んでいたエリアに行く。

先生はあんまり商業的ではなく、良心的にいろんなことをされている。だからか先生の周りには、ほんとうに豊かな人が集まってる。とても気がいいmarchéだった。

そういう人たちが、ていねいにつくられている、アイスクリーム、チョコレート、スムージー、コーヒー、お洋服、お野菜…どれもこれも驚くほど素晴らしい。そしてそれらはなぜか表に出ない。

去年、宮崎のリトリート(先生が企画してたリトリート)で買ったツナギがとても着心地がよくて、やさしくて。marchéで、同じ生地の赤ちゃん肌着を買った。今日のお目当て。

去年わたしはこればっかり着ていた。

ほんっとに着心地がいい。

赤ちゃんも気に入ってくれたらいいな。

marchéの開催地は、大阪の中でもおしゃれなエリア。

ここはお金がないと住めないから、道ゆく人々を見てるとなんとなく洗練されててオシャレ。

結婚した当時、私たちはこのエリアの近くに住んでいた。

やや南下し川を渡って別の区に入ったあたりに。川を越えるだけで、区が変わるので、家賃がグッと下がるからだ。

そのあたりに住んでいた頃、私たち夫婦はお互いに会社員。ダブルインカムで余裕もあった。

けれど子どもが産まれると、保育園も全然あいてないし、車の交通量も多いし、なにより自然が少なく、公園に行ってもなんだか都会的でさみしかった。ワンオペ育児と仕事と、“洗練された自分”を保つのにも必死だった。

自然豊かな田舎に転勤となってわたしは心底良かったと思っている。

ただ、主人はそのエリアに未練があるようだ。

そこから話の流れで、3年後に家賃補助がなくなるので、3年後は私の稼ぎがフルタイム会社員くらいじゃないと、子どもは転校しないといけないかもと言い出す。

転校しなくていいように、住む場所を決めたんじゃなかったんかい。

これから出産を控え、動くに動けぬ妊婦に対してそれを言うか。

1人目が産まれたとき、わたしは時短勤務だった。16時に切り上げないといけないので仕事も大変だし、帰ってきたらワンオペでご飯、お風呂、寝かしつけ。

ご飯を与えながらわたしが船を漕いでいたこともあるし、お風呂上がってソファーで気絶したり、わけもなくイライラしたり、子どもの風邪を長引かせてヘトヘトだった。

残業したくてもできないし、仕事終わりにちょっと息抜きもできない。旦那さんの帰りは遅くて、子そだての大変さを誰にも共有できない。

仕事だけして、帰ってきて、あったかいご飯をゆっくり食べて、お酒飲んで、1人で邪魔されずに朝までぐっすり寝てる旦那さんを横目に、

「なんで私だけ!?」って毎日思ってた。

どうせ今回もワンオペだ。

わたしはもう二度と長時間労働でワンオペ育児なんてやらない。

『産後の恨みは一生』

オスに子育てのことは期待しない方がいい。ハチのようにコロニーで生きていければいいのに。


通りすがりでこの記事を読んだら少し落ち着いた。そしてジーンとした。そっか40になったら私も少し落ち着いて、いろいろと諦めもつくのかな。

いつか育児は終わるのだ。そのときにまたキャリアのことは考えたらいいのかな。

なんかもう、不安になるのも心配するのも疲れる。エネルギーがもったいない。

ヘラヘラしておこう。深刻になってはいけない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?