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我流!手作業の珈琲豆自宅焙煎

いやぁアホな見出し画像作ってもうた。


コーヒー豆は自宅で焙煎やっております。

昨日、残っていたアイスコーヒー用の豆94g全部を焙煎した。

この夏の異常な暑さ。
例年より多めにアイスコーヒー用の豆を買っていたんだけれど、断りもなく最近唐突に日中の最高気温が下がるもんだから、挽く豆も切れていたし、早よ使ってしまわねばと準備した。

アイス用ったって、きっと温かくして飲むことになるはずだ。

家でコーヒーを飲むにあたって、ミルで豆を挽く工程を導入したのは20年ほど前で、最初はSではじまる緑色の店から豆を買ってきてはカッコつけて飲んでいた。

でもすぐに満足いかなくなった。

お湯を注いでも粉が膨らんでこないのだ。

これは焙煎してから経過した時間と関係があるのではないか(ホントはどうなん?)。

新鮮な豆で煎れたい、飲みたい、
そう思うようになった。

であるならば、自分で焙煎するしかない。


昔のブログを探したら、
2013年1月6日が初焙煎日だったらしい。


ガスコンロで直接豆を焙煎する道具を買った。
子供の頃、母親がごまを煎っていた光景が今も記憶にあるのだが、作業はそれに似ている。
振って振って焙煎していく。

2013年の初焙煎日から今日までずっと使い続けている。
中央の突起部分に豆が当たって、うまいこと「かくはん」する仕組みだ。


自宅で焙煎しているってことをコーヒー好きに話すと、たいがい2〜3倍のうんちくが返ってくる。

そんなんじゃないの。
この工程が好きなだけなの。

日々研究なんかしてないし、
豆の分量をコンマg単位で測ったりしないし、タイマーも一切使わない。

ただ好きな焙煎の深さの許容範囲からは逸脱しないように気をつけているだけ。

焙煎器の穴を覗いて豆の色の変化を見ながら、ハゼる音を聞きながら、毎回毎回勘でやってる。

常に安定した仕上がりを求めて、あと、振るのがしんどかったりもするので、オーブンのような自動焙煎機に憧れたこともある。
今もたまに心が揺れることがある。
焙煎機を売っている方と知り合いになったりもした。

でも物理的に置く場所がないので、結局手振りを続けている。


2ハゼ前? 2ハゼ最中?
いつもこのあたりで終了させているが、そのタイミングに一番気をつかう。

いい塩梅だと見極められたら、急速冷却マシンのざるに豆を流し込む。

以前はこの作業もマシンを使わず、うちわを持って手作業でやっていた。
それだとさすがに、冷却に時間がかかる。
で導入したわけだけれど、冷ますだけなのに図体がデカくて重くて偉そうだ。
ついでにファンの轟音がワンワン唸って、煙が側面の丸穴から四方に飛び散る。
ワンアンドオンリーなので、そこは目を瞑って仕事を任せている。

最近…コーヒーと向き合う作業の頂点が焙煎で、
「飲むこと=処理」に近い感覚になっていることは問題だと思うぞ、自分。

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