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最終的に勝つ人の特徴【水曜日のnote208】

競るけど勝つ人

いくつかポイントを落とすけど最終的に勝つ人、互角に戦っているように見えて最終的に勝つ人、劣勢だったのに最終的に勝つ人っていますよね。

逆に、勝っているように見えるけど最終的に負けてしまう人もいます。

最終的に勝つ人には、どのような特徴があるのでしょうか?

今回はそれについて解説していきたいと思います。

相手を観察している人

相手の試合を事前に見たり、試合をしながら相手のことを分析したりして、相手の嫌がる部分を見つけ出そうとする人は最終的に勝つ人の特徴だと思います。

自分の技術で勝負するよりも、相手のことを知ることから入るので、相手の嫌がることを見つけていきます。

そういう人は、自分のやりたいプレーがうまくいかなくても、そんなにイライラする事はありません。

相手にうまくポイントを取られたとしても、それは1つのデータとして蓄積されていきます。

こうしたらダメ、こうしたら相手はミスする、このパターンにはまったら強い、など、試合の序盤でたくさんのデータを集めます。

そのデータをもとに戦っていくことで、最終的に勝つことができます。

自分のプレーを貫く人

序盤でうまくいかなくても、基礎的な部分をしっかりとやり、試合中にミスを修正していくと、自分のプレーを出して勝ち切ることができます。

相手を観察するタイプとは真逆ですが、自分の武器や得意パターンに当てはまったときに、ほぼ確実に自分のポイントにしていく力は非常に重要です。

練習と同じ意識かもしれませんが、とにかく足を動かしてボールの打点に入り、しっかりとボールを打ちながらも丁寧にコントロールをしていく姿勢を維持します。

自分のスタイルを貫きたい選手にとっては、ミスが出ても気持ちが引かず、すぐに修正をしてポイントにつなげていくと言う姿勢が大切だと思います。

うまくいかない時もありますが、ミスが出ても自分の練習してきた事を貫き通す意思の強さが、最終的に勝つ人の特徴ともいえます。

ペース配分が上手い人

テニスは時間の制限がない競技です。

良いプレーをしたり、良いポイントの取り方をしても、それがずっと続くとも限りません。

ある意味マラソンのような競技性もあると思います。

例えば長距離を走るとして、○○kmまでは先頭集団に入り、○○kmあたりからギアを上げて行くなど、戦略的に戦うことが必要だと思います。

戦う事はないと思いますが、5セットマッチで勝つには奇数セットを取る事が大切だと聞いた事があります。

1セットでも、序盤の4ゲームは相手の様子を見て、5ゲーム目からギアを上げていくことが重要だと思います。

試合を通してのギアの上げ下げを戦略的に実行することができれば、最終的に勝つことができると思います。

読み違えることもあるかもしれませんが、すべてのポイントを全力でやる事はほぼ不可能ですので、落としても良いポイントや、ギアを少し落としても良い場面などを理解することも、テニスには必要なことだと思います。

まとめ

試合をしていくと、うまくいく時間帯と、そうでない時間帯が存在します。

その流れを感じ取れるようにすることは、最終的に勝つためには必要なことだと思います。

目の前の1ポイントにあまり一喜一憂せず、試合全体を通してどのように戦えばいいか、戦略的な視点も鍛えられるようにすると良いかなと思います。

ちょっと難しい内容でしたが、皆さんも頑張っていきましょう!

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