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エモい楽曲は塩と砂糖を舐めさせる

奇抜なタイトルですが、真面目に書きたいと思います(笑)

エモい楽曲。
つまり心が動かされるような楽曲の話ですが、
今回は主にコードに関しての記事を書いていきます!

1.音楽における塩と砂糖

塩と砂糖は比喩表現ですが、
ここでは塩は暗い音=マイナーコード
砂糖は明るい音=メジャーコードとします。

お菓子に例えると塩はポテチやポップコーンなどのスナック菓子、砂糖はチョコレートなどがありますが、ずっとポテチばっかり食べていたらチョコレートが欲しくなったりしますよね?

実際塩辛いものばかり食べていたら次は甘いものを食べたいなってなるのは何となく音楽のコード進行に似ているなと感じます。

2.塩と砂糖の配分例

音楽も主にメジャーコードとマイナーコードを繰り返すことで楽曲が成立します。
例えばメジャーの1625みたいな進行だと、
1が砂糖、6が塩、2も塩、5は砂糖(7thを入れるとちょっと甘辛?)というような感じですね。
配分的にいうと砂糖と塩が半々くらいですね!
なので親しみやすい進行ですし多くの楽曲に使われています!

メジャーの1645進行にすると、
4が砂糖としたらちょっと甘めの感じがしますよね!
ポールアンカの「ダイアナ」って曲はこの進行です。

他にもマイナーのツーファイブワンなら、
2がハーフディミニッシュなのでちょっと辛めですが5がメジャー(上記の感じで言うと甘辛)、そして1がマイナートニックになるので塩ですね。
こう考えるとマイナーのツーファイブは塩辛い印象ですね。

3.有名な曲で分析

俗に小室進行と言われるものがありますよね。
有名な「愛しさと せつなさと 心強さと」がありますが、
これはマイナーで1367進行ですね。
原曲のコード進行だとサビの冒頭がEm→G→C→Dです。

なので1(Em)がマイナートニックなので塩、3(G)が砂糖(平行長調にするとメジャーのトニックなので激甘)、6(C)が砂糖、7(D)がドミナントなので甘辛です。

全体的に砂糖多めですが曲調がマイナーなのでちょっと塩っぱいですよね。
「チョコレートチップス」というものがありますが、あれってなんか塩味が目立っている感じがするので、やはり塩と砂糖なら塩の方が味として強いのかなという印象です(笑)

4.まとめ

結構真剣に書いたつもりですが、ちょっと今回はネタ記事みたいになりました(笑)
楽曲をカバーするときや自分で曲を書くときにコードの塩と砂糖の配分がどのくらいの割合なのか分析してみても面白いかも知れませんね。

まぁコード進行がある曲であれば、全部が全部塩=マイナーコード、もしくは砂糖=メジャーコードのどちらかだけで出来ているってことはあんまりないのかなって思いました。
ずっと同じ味だったら飽きますからね。
ポテチとチョコを交互に食べたくなるのと同じです。

コード進行はメジャーと毎マイナー以外にも色々あるので、他のコードに関しても何らかの形で記事に出来たら面白いかなと思うのでまた思いついたら書いてみようと思います!

今回はここまで。

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