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✓精霊の守り人/上橋菜穂子

▽あらすじ
老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ紀から
皇子チャグムを託される。
精霊の卵を宿した息子を疎み、
父帝が差し向けてくる刺客や、
異界の魔物から幼いチャグムを守るため、
バルサは身体を張って戦い続ける。
建国神話の秘密、先住民の伝承など
文化人類学者らしい緻密な世界構築が評判を呼び――

▽感想
Audibleで視聴

上橋菜穂子さんの作品は
「鹿の王」と「香君」を読んでいたので
楽しみにしていた。
期待を裏切らない世界観で
とてもよく作り込まれているなと思った。

ただ、名前が独特なので
読んでいる時より覚えにくかった。

身に覚えのない、
精霊の卵をうみつけられたせいで、
母と離れ、父からは刺客をむけられてしまう。
それでも泣きわめいたり悲しんだりせず、
今の状況を受け入れる姿がとても立派と思ったし
これが王族の立ち振る舞いなのかなと
可哀想にも思った。
その姿がクールなバルサの心を動かすには
十分だったと思う。

シリーズになっているので
続きもまた手にとってみたいな。


✓精霊の守り人/上橋菜穂子/新潮社

↳単行本

↳Audible

サンプルもありますので、ぜひ

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