地味め男子が…なよくあるエロ漫画みたいなことが起きた話
粗品はいいのよ。
マッチングアプリをぶん回していたとき、会った人は女子会でのエピソードトーク用に変なあだ名を付けてメモっていた。久々にそのメモを見返して、noteのネタになるような人いないかなーって探してたら「エロ漫画くん」を見つけた。
わたしは一時期性癖マッチングアプリとかいうえっぐいやつを使っていた。(特殊な性癖はないよ)(そしてめちゃくちゃ使いづらくてすぐやめた)
エロ漫画くんは、そこで知り合った確か同い年の人。趣味は筋トレらしくてジムで撮った写真をプロフィール画像に設定してたけど、待ち合わせ場所に現れたのはメガネをかけたフツメン。前髪が長くて目にかかってて声が小さくて、どちらかというと陰キャっぽい印象だった。
雑居ビルの7階にある安居酒屋に入ってからも、当たり障りのない会話をしてすぐに沈黙。ずっと声小さいしこっちから話振っても盛り上がらないし、最終的には「女の人と話すの得意じゃなくて…」とか言っていたから今日はそういう感じにはならないな~って思ってめちゃくちゃ酒を飲んだ。性癖マッチングアプリで出会ったことも忘れるくらいめちゃくちゃ飲んだ。
トイレに行ってる間にお会計してくれたから、タダ酒飲めてラッキー!(カス)さあ帰ろう!ってなって、いい感じにふわふわしてたわたし。段差危ないよってさりげなく手を繋ぐ陰キャくん。
やるやん、って思いながらそのままエレベーターに乗って1階まで降りようとしたら、壁ドンからのめちゃくちゃエロい大人のキスをされた。さっきまでボソボソ話していた陰キャくんの姿はなく、呆気にとられているわたし(酔っ払い)の手を引きながら、流れるようにホテルにイン。
空調ぶっ壊れてて扇風機しかない部屋で押し倒されたとき、いつの間にかメガネを外した陰キャくんと目が合った。
普通にイケメンやないかい。
そんでめちゃくちゃうまいしちょっとSなんかい。
頭掴まれてオエッてなってるわたしを見てニコニコしてて本物だったわ。
酔っ払ってて正常な判断ができなくなってる頭でも、「なにこれエロ漫画じゃん…絶対女子会で話そう…」とかぼんやり考えてるわたしはほんとクソだったけど、扇風機しかない部屋で汗だくになったのはめちゃくちゃエロかったなあ。(歌舞伎町のホテルだったんだけど、ほぼ全部屋空調壊れてますの紙貼ってあって扇風機しかなかった。クソ暑かった。)
色々終わってメガネかけたらまた陰キャに戻っちゃって、結局そのあと1回も会わなかったけど元気かなあ。メガネ外すと人格変わるのまじおもろかったなあ。ひみつ道具的なアレだったのかなあ。
ちなみにこの話は女子会でやるとウケるので、「もう一回エロ漫画くんの話してー!」とかおかわりされるけど、この話聞いて喜ぶやつは全員エロ漫画読んだことあるってことでおけ??????
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