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小型20リットル菌ちゃん水(バクチャー)の勧め

菌ちゃん水は、我が家では真空蒸留水を作るのに、なくてはならない存在です。

限られたスペースで水槽を立ち上げる場合に20リットル水槽が適しているのですが、必須である上部循環装置の販売が無く、自作でするしかありませんが、小学生の理科でも出来るような世界ですから、ハードルは高くありません。


小スペース・省エネ・静穏 20リットル菌ちゃん水槽の立ち上げ方

20リットル水槽の大きさは幅40cm、奥行き20cm、高さ28cmくらいですので、少しのスペースで立ち上げることが可能です。

20L水槽は、上部の循環装置の販売が無く、自作することになりますが、簡単です。

用意するのは、20L水槽、20L用バクチャー、底砂、水中ポンプ、DVD収納BOX、外径13mmホース、フィルターマット、USB直挿しLED照明になります。

金魚1~2匹、もしくはメダカ5~6匹を飼います。

水中ポンプは蒸留装置に使用しているものと同じで、水槽の上に丁度載るようなDVD収納BOXに穴を空けて、ポンプとホースで繋ぐだけで、循環装置が簡単にできます。
非常に静かで、消費電力も照明と合わせて2Wくらいですから、非常に省エネです。

一度セッティングすれば、運用コストは月に50円ほどと思います。

① 水槽の底に、砂や砂利を厚さ1cm敷き詰めます。
② 水中ポンプ(蒸留装置の物と同じ)を底砂から少し上に設置します。
③ 水槽の上にDVD収納BOX(水槽の横幅と同じか少し大きめ)を載せ、動かないよう養生テープなどで固定します。水槽の蓋の役目も兼ねています。
④ DVDboxの短い方の側面上部に半田ごてでホースより小さ目の穴を空け、ホースを挿し、水中ポンプと接続します。
⑤ その対面の下(底)に先ほどと同じ大きさの穴を2つ空け、それぞれにホースを挿しておきます。下には1cmほど、box内には5cmほど出るようにします。穴を2つ空ける理由は、1つでは、入水量に負けるからです。
⑥ DVDbox内にフィルターマットを敷きます。
⑦ フィルターマット上にバクチャーをセットします。
⑧ 水道水は、DVDbox内に注ぐことで、下の水槽にも注水が出来ます。下の水槽の上面から1~2cmくらいまで注ぎます。
⑨ 水中ポンプの電源を入れたら稼働開始です。
⑩ DVDboxに蓋をして、上面にLED照明を設置したら終了です。
⑪ 1週間後に、生体を入れます。

USB直挿しLED照明は単価100円ちょいでAmazonで販売があります。
※照明は鑑賞の為になります。無くても問題ありません、苔や藻の原因にもなりますので。

水槽右側面から
DVD収納BOXの中
吐き出し口
USB直挿しLED照明


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