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学ぶということ

学ぶということは、生まれたときの本来の自分を問うこと。

ここ数年の様々な学びで、そう思うようになった。

昨年、たまたま目にした牛山栄世さんの詩「学ぶということ」の冒頭

 学ぶということ。
 それは誰のものでもない「私」の問いを生きること
  :

私は問いを生きているんだ。

私は何をすることが好きななんだろう。

私は何のために生まれたんだろう。

人は本来、この星を幸せにする使命をもって生まれてきたのではないだろうか。

多様な人々が真っ直ぐに自分軸(自分勝手とは違います)で生きていたら、結果、社会のためになる。みんなのためになる。
そう言ってくれる人がいて、もっと学びたいと思った。


一昨年、初孫が生まれた

対面して抱っこしたとき、あまりに神々しくて涙が出た。

何よりも驚いたのは、私の父がひ孫と対面したとき、メガネを外し涙を拭いていたこと。
父の涙を生まれて初めて見た。

赤ちゃんは小さくて弱い存在なのに、とんでもなく強かった。
「愛」「いのち」「ひかり」そのものだった。何か使命をもっている。

どんな人も等しくみんな大切で、私にだって使命があるはず。
特に信仰などもっていないけれど、そう思う。

大人になるにつれて、人の評価を気にする、我慢してみんなと同じにする、「他人軸」で生きることがしみついてしまった。

学ぶことで「自分軸で生きて、他者に関心をもつ」生き方をしていこう。

学び続けて、「私」の問いを生きることをしていこう。


福澤諭吉のことばに

「教育の力は唯人の天賦を発達せしむるのみ」というのがある。

子どもは本来学びたいパワーであふれている。
その「学びたい」を邪魔しない社会でありたい。
こどもの遺伝子のスイッチを押してあげられる環境でありたい。

牛山栄世さんの詩の最後は、

そのようにして、私もあなたも元気になること

で、締めくくってある。

学ぶということは、自分らしく生きて、元気に幸せになるために必要なことなのだと思う。

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EMS(エッセンシャル・マネジメント・スクール)の学習部で持ち回りのコラムを書くというのがあります。今回noteにしました。

自分軸で生きて、他者に関心を持つ は、サイボウズPIC(ポジティブ・インパクト・チャレンジ)スクール」のポリシーです。


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