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『カゾクデッサン』今井文寛監督にロングインタビュー! ~このクオリティで完全インディペンデント!?商業映画に負けないインディーズ映画を作ることを掲げた今井文寛監督の“アツき”想いとは~vol.3

3日間にわたってお送りしてきた『カゾクデッサン』今井監督のインタビューもいよいよ最終回!vol.3では商業映画に燃やすアツき対抗意識、今井監督の今後の野望についてうかがっていきます!

それではインタビュースタートです!

VS商業映画!低予算映画の気概!

まっぴぃ:インディーズ映画ではありますけど、とてもクオリティの高いもので、商業映画、大規模な映画と対抗する気持ち、負けないみたいな気持ちはあったんでしょうか。

今井監督:それは確実にありました。一般の商業映画に負けないものを作るっていう意識で、これはスタッフ一同やっていました。それは、意気込みとして、やるからには!っていうのもありますし、基本的には予算があった方がいいんだけど、予算が少なくても工夫すれば良いものが作れるはずだっていうのが今まで映画を観てきた中での実感でもあります。低予算で勝負している映画の良さや気概というものもあると思います。自分たちの映画もそういうものにしなくてはならないということは、非常に意識してやりました。

まっぴぃ:本当に商業映画に負けないくらいの、素晴らしい作品だと思います!

今井監督:ありがとうございます。参加してくれたスタッフの皆さま、俳優の皆さまには本当に感謝です。

拝啓:若い人 「登場人物に会いにきませんか?」

まっぴぃ:私たち映画チア部の使命は学生にインディーズ映画を広めることです。若い世代にはどんな風にこの映画を観てもらいたいですか?

今井監督:映画って、観ると、登場人物たちの人生を時一緒に過ごしたような気持ちになれるっていうのが、すごく大きな喜びだと思うんです。僕、好きな映画のジャンルはなんですかって聞かれたら、人生のような映画が好きですって言うようにしてるんですよ。まさに、一緒に過ごしたような気持ちにさせてくれる映画を作ったつもりなので、よかったらこの映画の登場人物たちに会いに来ませんか、という感じです。

今井監督の、気になる今後の活動、次回作は!?

まっぴぃ:最後に、「こんな作品を撮りたい」など、今後の野望みたいなものはありますか?

今井監督:野望というほどのものではないですけれども、映画を撮り続けたいと思っています。撮り続けることが大事だと思っているので、一歩一歩、自分の本当に納得のいく良い映画を撮っていきたいです。ジャンルとしては、一応、次は群像劇を撮る企画を立てています。。こういう状況ですので、どうなるか分かりませんが。

まっぴぃ:もっといろんな作品を観てみたいです。今後も楽しみにしています!

今井監督:ちょっと無茶振り的なこと聞いても良いですか?僕が、撮るとしたらどんな映画観てみたいですか?

ごみけん:僕、ひとつ思ったのが、『カゾクデッサン』では学生の描写がすごく印象的だったので、高校生ぐらいの青春モノ、観てみたいです。

今井監督:僕が、以前書いて、予算がかかりすぎてダメだったやつは、中学3年生の話で、場合によっては高校生にもシフトできる話なので、撮れるかもしれないですね。あと、今、次撮ろうと思っている群像劇は、二十歳くらいの話です。

ごみけん:おお!ぜひ観たいです!

まっぴぃ:人生を追う映画がお好きだということなので、逆におばあちゃんとかおじいちゃんの老後の話とかも面白そうかなとか思ったりします。

今井監督:僕、2011年だったかな、ショートショートフィルムフェスティバルという映画祭で、短編でノミネートされて、入賞した時の映画は、おじいさんの話だったんです。お年寄りの話もやりたいですね。やりたいということで言ったら、僕、欲張りだし、単なる映画ファンなんで、いろいろやってみたいのはありますね。ぜひ、お年寄りの映画撮れるように頑張ります。

まっぴぃ:楽しみにしています!ありがとうございました!

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以上、『カゾクデッサン』今井監督のインタビューでした!監督の映画愛が終始伝わってくる、とても有意義なインタビューでした!

関西の皆さん、貴重な機会です、ぜひ劇場へ!!


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