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監督から役者まで"マルチ女優"辻凪子さんって何者!?vol3

映画チア部(ほの)です。

「ジャムの月世界活弁旅行」いよいよ明日に迫って参りました。
残席わずかなので、ご予約はお早めに!元町映画館でお待ちしております。


とうとう辻凪子特集も最終回です...。

vol1では、学生時代やYoutubeチャンネル劇場辻凪子、vol2では、辻さんの活弁に対する思いをそれぞれ特集してきました。

↓vol1はこちら

↓vol2はこちら


vol3では、活弁映画『I AM JAM』製作プロジェクト女優と監督の両立について取り上げていきたいと思います。

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活弁映画『I AM JAM』製作プロジェクト

JAMとは、辻さんオリジナルのキャラクターです!ジャムが手に持っているウッディは、テディを彷彿とさせますね...Mr.ビーンにめちゃくちゃ憧れているのが分かります。


ほの:JAMの着想はどこから得ましたか。

辻さん:本当にMr.ビーンになりたくて。Mr.ビーンみたいな子供も楽しめるコント番組のレギュラーになるのが夢で。それなら自分でキャラクターを別で作ってみようと思ったのがきっかけです。コロナで私自身仕事が0になって、それでも何か発信していかなアカンなと思ってやり始めたのがJAMです。

ほの:ウッディ持ってましたよね。ジャムの2話目で井の頭公園にウッディの帽子落としてましたけど、あれは偶然ですか?

辻さん:本当に沈んでいきました(笑)

ほの:最初は演出だったんですか。

辻さん:軽いから、浮いてすぐ取れるかなって思って。そしたら本当に沈んでいって、それで下向いたらメガネも落ちて沈んでいって、まじでショックでした。衝撃でした。新しいの買ったんですけど、最悪でした。zoffのええやつやったのに…。


ジャムにとっても、辻さんにとっても、悲しい回となってしまった第2話はこちら


ほの:活弁の無声映画製作の依頼がきて、何でJAMを映画にしようと思ったんですか。

辻さん:今までやってきたのを映画化したいっていうのがあって。やっぱコメディなので、JAMを映画にしたいっていうのがありましたね。しかも、今まで積み重ねてきたから、やらないと!って思って。

ほの:TwitterでJAMの最新話は腹壊れるくらい笑ったっていうの見て、めっちゃ期待してるんですけど、いつアップされますか。

辻さん:クラウドファンディングの間にやらないといけないんですけど、12月初旬くらいには。この映画のプロモーションとしてショートムービーを作ってて、自主映画で活躍してる俳優さんをゲストに呼んでます。今まで一人でずっとやってきて、まあおもちゃと対話してたんですけど、やっと人と。めっちゃ面白いものが出来ました。本当に爆笑!

ほの:めっちゃハードル上げますね。

辻さん:本当にね、最終話が面白すぎて。『オーファンズ・ブルース』上川拓郎が出てきて、面白すぎて。

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ほの:今から6話更新されるってことですよね。

辻さん:そうですね。まだ1話撮影できてなくて。東京帰ってやります。

ほの:その6話で終わっちゃうんですか。

辻さん:一旦は終わります。プロモーションとして。

ほの:『ピザの惑星危機一髪!』は、番外編みたいなものですか?

辻さん:そうです、番外編。

現在『I AM JAMピザの惑星危機一髪!』のクラウドファンディングも行っております。ジャムの続きが気になる!という方、3000円から応援できますのでよろしくお願いします!



女優と監督の二刀流

女優として『わろてんか』『なつぞら』など数多くのNHK連続テレビ小説に出演する傍ら、監督として『ぱん。』など映画を手がけている辻凪子さん。

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ほの:女優もやられて、監督もやられて、今度は活動弁士もやられると思うんですが、今後何かに絞りたいとか、全部幅広くやりたいとか考えていますか。

辻さん:やりたいこと、めちゃめちゃあって、それはやっていきたいな。全部。でも、最終的な目標は映画館を開きたいなって思ってて。

安藤桃子さんに相談したら「今からやりや」って(笑)説得力あるんですけど。活弁映画終わったら動いてみよっかなって思ってます。難しいですけど…。

ほの:出すとしたらどこがいいとかあります?

辻さん:大阪でやりたいけどね。地元でやりたいですけど、それかもうどっか乗っとるしかないね(笑)それは、もう仲良くして後継者として引き継ぐみたいな感じで。最終目標ですけどね。まだまだ知名度がないので、これから映画とかドラマとか出ていかなあかんなと思ってます。


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ほの:女優と監督で切り替えてる部分はありますか。

辻さん:女優の時は、本当に役に集中して、映画全体は監督に任せてるんですけど。監督の時はもう全体をみなあかんから、めっちゃ難しいですね。スタッフのことも気を遣わなあかんし、視野は広げてますけど、まだまだできてないと思います。

ほの:監督での経験が、女優で演技するときに活かせる時などありますか。

辻さん:女優としてもシーン全体を見れるようになりましたね。どっから撮ってるのかとか考えながら、どう繋がるのかとかより考えられるようになりました。

あと、スタッフさんとかにめっちゃ気遣うようになりました。スタッフさんとかに「すみません」とか。裏方の気持ちがめっちゃわかるようになりました。それはほんまに思います。製作さんとかほんまに大変やなって。

でも、一緒に作ろうって思いが強くなりました。一緒に面白い映画を、女優として一緒にこの映画を作りたいっていう思いが強くなりましたね。自分で作るようになって。

ほの:ジャムの動画を見て、女優というよりコメディアンっていう枠で括ったほうがいいのかなっていう印象だったんですけど…。

辻さん:シリアスもできるんで!(笑)でも一個確立したいなとは思ってます。あんまりいないんで、藤山直美さんとかしか。コメディエンヌとして自分のブランドを作りたいなって思ってます。



三本立てで辻凪子特集をお届けしてきましたが、いかがだったでしょうか?取材2回目の私(ほの)と初めての(まっぴぃ)で慣れない部分もありましたが、辻さんがどんな質問にも快く答えてくださり、ものすごく賑やかで笑いが絶えないインタビューになりました!辻凪子さん、本当にありがとうございました!!!

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執筆協力:まっぴぃ(映画チア部神戸本部)

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