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周りは敵で埋まってます#14

〇〇達は地獄の稽古を受けてる途中だった

逆鬼:どうした〇〇!そんなものか!

〇〇:まだまだー!

逆鬼:チェストー!

〇〇:うわぁー

馬:でたネ、逆鬼の掛け声

逆鬼:〇〇!卒業したからってたるんでたんじゃねえか?

〇〇:逆鬼師匠こそ拳柔らかくなったんじゃないですか?

逆鬼:けっ、口の減らねー弟子だ

さくら:すごい...これが本物の武術

遥香:目で追うので精一杯

岬越寺:では2人も技の稽古に入るよ

遥香・さくら:はい!

岬越寺:まず遥香ちゃん、君は柔術の使い手とみたがあっているかね?

遥香:はい!柔術の使い手です!

岬越寺:では、私が昔やっていた技の稽古をやってもらおうかね

遥香:はい!

岬越寺:ではついてきたまえ...あっそれとさくらちゃんはここに残ってみなもに対武器戦闘を教わってくれ

さくら:はい!

岬越寺:もう少ししたら逆鬼君が来るからそれまで頼むよ...みなも君

みなも:わか...った

岬越寺:では遥香君行こうか

遥香:はい!

遥香は少し歩いた山の外れにある小屋を見つけた

遥香:あれですか?

岬越寺:そうだよ

遥香は小屋の前に着いた

遥香:これからなんの稽古をするんですか?

岬越寺:遥香君は人の重心を把握しているかね?

遥香:重心ですか?

岬越寺:重心とは質量の中心のこと人間で言えば
へその下の辺りだね

遥香:なるほど

岬越寺:今から遥香君には相手の重心を的確に見分ける稽古と相手の重心を見抜いた上での相手の倒し方を伝授する

遥香:はい!

一方さくらはと言うと...

みなも:では、はじ...めるぞ

さくら:はい!

みなも:まず構えて...みて

さくら:はい!こうですか?

みなも:その左手は後ろに構...えて、真剣だったら斬られ...てる

さくら:すいません!

みなも:謝らなくて...いいよ、みんな...最初はでき...ない

さくら:みなもさんありがとうございます!

みなもはさくらにきっちり対武器の戦闘方法を教えた

みなも:これでばっちり...だね

さくら:ありがとうございます!

逆鬼:おーい

みなも:逆鬼だ

逆鬼:さくらごめんな、待たせて

さくら:大丈夫ですよ

みなも:じゃあ...僕は〇〇のとこに...行ってくる

逆鬼:よし、じゃあ空手の技の稽古に入る!


さくら:その前に聞いてもいいですか?

逆鬼:なんだ?

さくら:どっかであったことありませんか?

逆鬼:俺とさくらがか?

さくら:はい

逆鬼:んー?試合とかでてたか?

さくら:私はでてないですね

逆鬼:私は?

さくら:お父さんが試合には出てました

逆鬼:確か苗字は遠藤だったか?

さくら:はい

逆鬼:遠藤遠藤...あっ!もしかして親父さんの名前って遠藤 勇気さんか?

さくら:はい!そうです!

逆鬼:さくらの親父さんには昔お世話になったよってことはあのちっこかった子がさくらか?!

さくら:多分そうです(笑)

逆鬼:そうか...親父さんのことは残念だったな

さくら:・・・

逆鬼:でも親父さん喜んでるだろうな

さくら:え?

逆鬼:だって昔自分の娘に教えた技たちをまだ修練してるだろ?

さくら:まあ...

逆鬼:親父さんからしたらそれは幸せ過ぎると思うぞ

さくらは1粒の涙をこぼした

逆鬼:わりぃわりぃ、知ったようなこと言っちまって

さくら:いえ、スッキリしました!

逆鬼:そっかそれならよかった

さくら:では稽古の方をよろしくお願いします!

逆鬼:おう!今日は内蔵上げと俺の秘技を教える〇〇には絶対秘密だぞ

さくら:なんで秘密なんですか?

逆鬼:〇〇には俺の秘技教えてないからな(笑)

さくら:いいんですか?教えて貰っちゃっても?

逆鬼:お世話になった人の娘だ、遠藤さんにはここで恩を返す!

さくら:ありがとうございます!

こうしてさくらも技の鍛錬に入った

肝心な〇〇はというと...

〇〇:やっぱりみなもさんは動きが速いですね!

みなも:〇〇も...衰えてないね

〇〇:ありがとうございます!

??:でもまだまだわしにはかなわんな

〇〇:校長!今帰ったんですか?

校長:うむ

校長:せっかくだからのう〇〇、わしが稽古をつけてやる

〇〇:大丈夫です、失礼します

〇〇は全速力の速さで走った

校長:やれやれ、全然こりないのう

校長:つっかまえた

〇〇:やだ〜校長の稽古きついんですも〜ん

校長:麻衣に勝てないかもしれんぞ、それでもいいのか?

〇〇:はあ、校長はいつもずるいんだから...稽古をつけてくださいお願いします!

校長:よかろう

こうして〇〇達は各自稽古をつけてもらい、無事地獄の稽古を乗りきった

そして次の日、学校にて...

さくら:おはよー〇〇

〇〇:おはよーさくら

さくら:もう、腕がパンパンだよ

〇〇:昨日はよく頑張ってもんな

遥香:私も頑張ってたんだけど?

〇〇:遥香おはよー、そんなこと百も承知だよ

遥香:じゃあ褒めてよ

さくら:抜けがけは許さないよ

〇〇:ほらほら、朝から無駄な体力使わない

さくら・遥香:はーい

〇〇達は世間話をしながら教室に向かった

遥香:じゃあまた後でね

〇〇:おう!

さくら:あー今日1限目から数学だよ〜

〇〇:ほら文句言わないで準備するよ!

〇〇が教科書を出そうとした時、1枚の手紙が入っていた

〇〇:(ん?なんだこれ)

表面には「果たし状」と書いてあった

〇〇:動いてきたか

〇〇は果たし状に書かれていた場所に時間通りに行った

ガラガラ...

〇〇:あの〜誰かいますか?

??:良く逃げずに来たな

〇〇:もちろん来ましたよ...って誰かと思えば空手部の主将じゃないですか?

??:俺の事を知ってるのか、では詳しく名乗ろうじゃないか

??:俺はストロングエンペラーの1人ベリアルそして空手部の主将でもある

〇〇:麻衣さんがお世話になってます

ベリアル:ルシファーはそう呼ばれてるのか...

〇〇:まあいいや、やりますか

ベリアル:望むところだ

〇〇は再びストロングエンペラーと戦うのであった


To be continued…。

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